連日にわたって、財務省の福田事務次官のセクハラ問題が報道されています。
本人福田事務次官は、事実を認めないまま、辞任しましたが
福田事務次官と女性記者との間にセクハラの事実はあったのでしょうか。
その鍵を握る女性記者の会社はどこなんでしょうか。
実は、テレ朝だったことが判明しました!
また、女性記者の現在の心境はどんなものでしょうか。
女性記者の会社であるテレ朝による緊急記者会見の模様をまとめました。
福田事務次官からセクハラを受けた女性記者の会社や事実関係は?
女性記者の会社は、テレビ朝日です。
福田事務次官によるセクハラ問題が
篠塚取締役報道局長の緊急記者会見により正式に発表されました。
それによると、女性記者は約1年半前から福田事務次官を取材するために
1対1で複数回、会食をしたということです。
その中で、たびたびセクハラを受けたので、
自分の身を守るため、自らが受けているセクハラを証明する目的で
会話を録音するようになったとのことです。
そして、今年4月4日の会食の際も録音中にセクハラを受けたため
その事実を、テレビ朝日の上司に相談をしています。
これに対して、上司は、自分の一存で、その事実を黙認しています。
その理由は、
女性記者が受けたセクハラを報道すると、
本人が特定され、二次被害が発生する恐れがあるので、
被害者保護の観点から、取り上げなかったということです。
決して、財務省取材に支障が出る恐れがあるので
握りつぶしたということではないそうです。
その後、直接、女性社員が週刊新潮に情報提供しました。
その際、週刊新潮側から謝礼等一切受け取っていないとのことです。
このことから、女性社員は謝礼等の見返りを期待して
情報提供したわけではないことがうかがえますね。
現在、テレビ朝日としては、
福田事務次官によるセクハラは事実だと認識しており
今後、報道する、財務省に抗議する等、検討しているところだそうです。
テレ朝女性社員の現在の心境は?
取材で知りえた情報を第三者に受け渡したことについては
不適切な行為であり、反省の弁を述べているようです。
なぜ、週刊新潮へ福田事務次官から受けている
セクハラの情報を提供したかについては、このように言われています。
「財務次官のように社会的立場の高い人によるセクハラが表に出なければ
今後も同じようなセクハラ行為が黙認され続けられることになるだろうし
それは、到底看過できることではない」
福田事務次官については
自らのセクハラを認めない考えを表明していることを
非常に残念に思っている、とのことです。
また、財務省については
事実の確認をし、福田事務次官のセクハラを認めるべきだ、と。
そして、すべての女性が働きやすい社会になることを
願っています、とおっしゃってます。
まとめ
福田事務次官からセクハラを受けた女性記者の会社は
テレビ朝日です。
福田事務次官を取材するため、約1年半前から1対1で
会食をする中、セクハラを受け、会話を録音するようになりました。
テレ朝の上司に相談したが、二次被害防止のため
上司が一人で判断し、表ざたになりませんでした。
女性記者は、このような社会的立場が高い人によるセクハラを
野放しにできないとの思いから週刊新潮に情報提供しました。
テレ朝女性記者の現在の心境は、
不適切な行為だったと反省しているが、
福田事務次官や財務省は事実を認めてほしいし
すべての女性が働きやすい社会になるよう願っているということです。
まだまだセクハラって、あるんですね~
しかも、福田事務次官のように頭もよくて、偉い方なのに。。
とくに今回のように立場を利用したセクハラは卑怯だし
なによりも相手に深い心の傷を負わせてしまいます。
個人の問題として片づけないで、会社組織全体
そして、社会全体の問題として、対策を考えていくべきではないでしょうか。