オシャレなアウディがぁぁ~やっちゃいましたね~
今日も自動車保険のお客様から事故の連絡があり対応をしておりました。
年末はほんとに事故が多くなります。
事故の内容としては、わかりやすくて、一人相撲の自損事故です。
バックしていたところ、後ろにあった電柱に気づかずに激突したとのことです。
狭い道を走っていたところ、前からほかの車が来て、通れなくなってしまったので、お客様が少し広い所まで
バックしてあげたのですが、慌てていたので後方を良く確認しないままバックしてしまった、とのことです。
車は、オシャレなアウディです。目も当てれないほど後部が激しく損傷しています。
見たこともないような警告灯が点灯しているようです。
フォルクスワーゲンのディーラーで修理されるのですが、自走は危険なのでレッカー車を事故現場に派遣しました。
お車がないと、通勤や買い物ができないとのことでしたので、代車のアウディもすぐにお持ちしました。
最近の自動車保険には、このように無料のロードサービスや代車の特約が付けられるので、
事故があってもストレスなく安心のサービスが受けれますので、自動車保険も進化したなあ、と思います。
すぐに対処していただいて、助かりました、と言ってくださり、まずは一安心です。
さて、一番の問題はアウディの修理です。
輸入車は国産車より部品や工賃が高めのことが多いです。
国産車から中古の輸入車に乗り換えられるお客さまがときどきいらっしゃいますが、
1年も経たずにまた国産車に乗り換えられることもしばしばあります。理由をお聞きすると
故障したので修理しようと思ったけど、買った車の値段と同じくらいの修理代がかかるので、売りました、と言われました。
今回の事故は概算で50万円を超える修理代と見積もりが出て来ました。
ですが、契約内容が自損事故を補償する一般条件の車両保険付きではなかったんです。
そのことを、お客様は承知されていました。
なぜかというと、つい1週間前にこの自動車保険の更新契約を結んだ時に、
自損事故やその他補償されない内容をお互いに確認していたからです。
実は更新前の自動車保険は、自損事故も補償する一般条件の車両保険だったんです。
今回、更新1カ月前にご案内をしたところ、保険料を抑えたいとの申し出があったんです。
そのとき、いろいろなご提案をしました。各種特約の削除の場合、年間数百円から数千円の削減にはなるのですが
お客様は、数万円単位の削減を希望されました。
前年同条件の保険料は、年間15万円ほどです。これを10万円切るくらいにできないかとのご要望です。
それほどの金額の削減をするためには、車両保険の条件を一般条件から車対車+Aにするしかありません。
ほかの特約はそれほどの保険料ではなかったので、
特約はそのままで、車両保険の条件だけを変えて計算してくれ、と言われました。
保険料は約115,000円です。年間35,000円の削減です。
正直おすすめはしませんが、保険料の削減を考えると、このご提案となる旨伝えました。
お客様はご夫婦で検討して、後日返事をくださるとのことでした。
そして、3週間後に、ご連絡があり、やはり今回は保険料を優先したいので、
115,000円の自損事故等の補償なしのほうで、更新手続きをしてください、と言われ更新手続きをしていたんです。
今回の事故は、保険開始日の翌日の事故です。
昨日までは、自損事故の補償があったんですが、今日は自損事故の補償なしとなってしまっていました。
お客様から事故の第一報があったときに、補償を変えていたことはわかっているが、なんとかならないか、とお願いされました。
なんとかなるものなら、なんとかしたいのですが、なんともなるはずもありません。
お役に立てず申し訳ありません、と言うしかありませんでした。
なんとかなるなら、みなさんそうしたいですよね。
低額の保険料で契約して、事故が起きたらグレードの高い補償に変えれるものなら変えたいですよ。
今回は保険料を35,000円節約できましたが、50万円自腹を切ることになってしまいました。
このような事例をわたしは数えきれないくらい経験してきました。
補償をなくしたら、とたんに事故に遭うというパターンです。
科学的な根拠はないでしょうから、ただの偶然と言えばそれまでなんですが。。。
昔流行ったマーフィーの法則を思い出します。
あなたも日常生活において、経験則として思い当たりませんか?
わたしは、日常生活でも経験します。
先日も車を洗車したら、雨が降りました。天気予報も調べてたんですが。。
あと、車の後部座席付近のどこかから走行中カチカチ音がするので、点検してもらおうと思い、
ディーラーのサービスの方に同乗してもらい、音を聞いてもらいたかったのですが、その日に限って音がならないんですよ!
いつもは確かに走行中にカチカチ音がするんですけどね~
症状が出ていないと診断できないのでまた音が気になる時に持ってきてください、と言われました。。
もしかしたら、現代の科学では説明できないような不思議な法則があるのかもしれませんね。。