お祭りで金魚すくいの風景は定番ですね。
子供は金魚すくい好きですから、させてあげたいですよね。
大人でも子供のころを思い出すんでしょうか、夢中で金魚をすくっている姿が見られます。
そうしてゲットした金魚を家に持って帰ったら、たちまち家族の一員になるんです。
元気に泳いでいる金魚も生き物ですから、いずれは死んでしまいます。
今回は、その死んでしまった金魚をどうしたらよいか、その処理方法を考えてみます。
金魚は死んだらどうなるか
そもそも寝ている場合など、金魚が死んでいないのに、処理しないように気を付けてください。
金魚が動かなくても元気に寝ている場合は、背びれがピンと立っているのでわかります。
ほんとに金魚が死んでしまったら、その直後は水槽の底に沈んだままです。
そして、2~3日経つと水面に浮いてきます。
病気で死んだ場合は、ほかの個体に病気をうつしてしまう危険性があるので、
早めに水槽から出す必要があります。
また、死んでから時間がたってしまうと、水槽から取り出す際に体が崩れてしまったりしますので。
金魚が死んだ後、どのように処理をしたらよいか
死んだ金魚を取り出して、半日もすると臭うようになるので、早めに処理しましょう。
いくつか考えられる処理方法がありますので、それぞれ考察してみます。
燃えるごみとして出す
ペットショップで聞くと、この処理方法を推奨されます。
ティッシュやキッチンペーパーに包んで、ビニール袋に密閉して、燃えるごみとして出します。
ビニール袋に入れて、臭いが漏れないようにしておくことで、悪臭対策と外に出した時に
猫にごみ袋を食い荒らされたりすることを防げます。
ただ、気持ち的に、今まで可愛がってお世話をしていた金魚をごみとして捨てるのは、
はばかれる方もいらっしゃると思います。
悩ましい所でですが、現実的には、この方法は広く行われています。
自宅の庭に土葬する
この方法は、心情的に最も自然な処理方法ではないでしょうか。
自宅の庭なら誰に迷惑を掛けるわけでもないでしょうから、よろしいでしょうね。
ただし、ある程度深く埋めないと、猫が掘り起こしたりすることがあるようなので注意が必要です。
生き物を庭に埋めるのは縁起が悪いと言う方もいますが、迷信というのが大方の見方です。
生き物はもともと土に還るのが本来の姿です。
風水の先生も、そう言われていました。
庭に土葬する事は縁起が悪いことではありません。
山や公園に埋める
気持ちはわかりますが、止めておいたほうが無難でしょう。
昔なら、通りがかりの人も、あなたのことを、「心優しい方ですね」って言っていたんでしょうが、
このご時世、何を言われるかわかりません。
また、公園の場合は特に、その土地の条例違反となる可能性もあります。
想定される条例としては、「公衆に著しい迷惑をかける行為の防止に関する条例」ですかね。
不安、困惑、嫌悪を覚えさせる行為で公衆に著しい迷惑をかけることを禁止しています。
山に埋めることも、不法投棄と言われないとも限りませんよ。
ペット霊園で葬儀や火葬をする
犬、猫、ハムスター、亀、魚などほとんどのペットは、ペット霊園で葬儀や火葬ができます。
個体の重量によって、料金が変わります。
ただし、金魚の大きさや、体重を伝えて、火葬しても骨が残るか事前に確認が必要です。
金魚は骨壷代も合わせて、1~2万円が相場のようです。
葬儀も行うと、さらに1~2万円かかるようです。
この方法は、最も手厚い葬り方と言えます。
現実、金魚にここまで手を掛ける方は少ないでしょうが、
子供に命の大切さを教えるには良い方法かもしれませんね。
まとめ
金魚が死んだら、現実的に推奨されている処理方法は、燃えるごみとして出す方法です。
気持ち的に厳しい場合は、自宅の庭に土葬するのがよろしいです。
自宅以外に土葬するのは、各種法令に違反する可能性もありますので、お薦めできません。
最も手厚いのは、ペット霊園で葬儀や火葬をする方法です。
金魚といえども、尊い命を持った生き物です。
死んだ金魚の処理は、どんな方法でも
飼い主として、最後まで慈愛の気持ちを持って、行いたいものです。