YUKI （ユキ、生年月日 1972年2月17日 ）が、
CDシングル「トロイメライ」をリリース。
1曲目に収録されている
新曲「トロイメライ」について。
同楽曲は、有村架純主演の映画
『コーヒーが冷めないうちに』の主題歌になっています。
今回は、「トロイメライ」の
歌詞の意味を考察し解説します。
「トロイメライ」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを代弁する形をとっています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
YUKI「トロイメライ」歌詞
トロイメライ 作詞 YUKI
作曲 津野米咲 編曲 YUKI私達は 独りぼっちを認めて 初めての恋をした
哀しい事 嬉しい事も全て その身を焦がした
道草して おかえりなさい 芍薬の花が咲いてるよ
ささやくように 祈るように 今日をまた乗り越える
目が覚めて 朝の陽が その頬を 照らしますように
何度でも 笑うのよ 何度でも 許されていいから
頼りなくて おぼつかない足取りさえ 誰かが見ていてくれる
こわいものは 何も無いと思っていた あなたに出逢うまでは
傷痕なら残るらしい 無邪気な私には戻れないの
想い出よりも近くに 私のそばに来て
雨上がり空の下
黄昏が 街の灯が 掌に 透けて泣きそうだ
恋をして 夢を見て 幸せに 暮らしますように
目が覚めて 朝の陽が その頬を 照らしますように
何度でも 笑うのよ 何度でも 許されていいから
雲の上で遊ぶ トロイメライ
星に手が届きそう 夢みたい
笑顔がよく似合う トロイメライ
あなたを見つめてると 夢みたい
私達は
YUKI「トロイメライ」歌詞の意味を解説
私たちは 互いが孤独な身だということを知って
この歳になってから 初めて恋に落ちた
哀しいことや嬉しいことも全部
全身で受け止めて 恋に没頭した
道草してもいいじゃないか
おかえりなさいと言ってくれる誰かがいるなら
芍薬の花が咲いているのに 気付いたかい？
祈るような気持ちで
今日という日をまた乗り越えていくの
目が覚めると 朝日がまた
私の頬を 照らしてくれますように
そんな願いを込めて
何度でも 笑うのよ
何度 間違えても 赦(ゆる)されていいんだから
こんなに頼りなくて
おぼつかない足取りの私でさえ
誰かがきっと見ていてくれるんだね
あなたに出会うまでは
怖いものなんて何もないと思って生きてきた
今まで色んなことがあって
間違いもした
間違いの数だけ 私にも傷跡が残ったわ
そして その傷跡の数だけ人に赦されてきたことを知ったの
だからもう 何も考えずに行動していた
無邪気な私にはもう戻れないの
だからあなたに私の側に来て欲しい 居て欲しい
そんな思い出たちよりも ずっと近くに
哀しい雨に降られて その雨が止んだ現在(いま)
黄昏(たそがれ)の中にいる私
そしてそんな私を温かく照らしてくれる あなたの目が
手のひらに透けて見える思いがする
こんな私をわかってくれる人がいるなんて
自然に涙が込み上げてくるよう
できることなら
恋をして ささやかでもいいから夢を見て
幸せに暮らしますように
そんなこと思ってもいいかな
目が覚めると 朝日がまた
私の頬を 照らしてくれますように
そんな願いを込めて
何度でも 笑うのよ
何度 間違えても 赦されていいんだから
いつか 花の上で遊ぶ蝶になれたらいいな
それが 私のトロイメライ(夢のような空想)
あの雲の上に乗って
星に手が届きそうだわ 夢のようね
笑顔がよく似合う淑女になるのよ
それが 私のトロイメライ(夢のような空想)
あなたを見つめていると
まるで 夢を見ているようだわ
私たちが見てる夢は同じなのでしょうか
最後に
彼女は、これまで長い人生を歩いてきました。
若いころは、怖いもの知らずで
たくさん無茶をして、たくさんの人に迷惑を掛けたり
悲しませたりしてしまいました。
そのたくさんの傷跡が残る自分が
こうして生かされているのは、
その傷跡の分だけ周りの人が
自分を赦してくれたんだと、しみじみ思うのです。
そんな時、彼と出会い、
至らない自分を赦してくれる彼と
生涯連れ添いたいと思いました。
彼と一緒にいると夢の中にいるように心地いいのです。
彼のために何度でも笑いたい、
そして私たちは何度間違っても
赦し合う関係でいたい、と思っています。
夢を見て、差し込む朝日で目覚めて、
普通に恋をして、彼と幸せに暮らせたらなって。
私たちにそんな未来があるのだろうか、
今まで怖いものはなかったけれど、
幸せな今が怖いってことを、
彼女は、彼に出会って初めて知ったのでしょう。。
