きのこ帝国 (きのこていこく) が、
CDアルバム「タイム・ラプス」をリリース。
7曲目に収録されている
新曲「金木犀の夜」(きんもくせいのよる) について。
今回は、「金木犀の夜」の歌詞の意味を考察し解説します。
「金木犀の夜」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを代弁する形をとっています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
きのこ帝国「金木犀の夜」歌詞
金木犀の夜 作詞 佐藤千亜妃
作曲 佐藤千亜妃だいたい夜はちょっと
感傷的になって
金木犀の香りを辿る何でもないふりしても
声が聴きたくなって
電話番号を思い出そうとしてみるかける、かけない
会いたい、会いたくない
いつの間にか
随分遠くまで来てしまったなあの頃のふたりは
時が経っても消えやしないよね
いつか他の誰かを
好きになったとしても忘れないでだんだん寒くなって
夏は通り過ぎてた
金木犀の香りで気付くどうでもいいふりしても
きみが好きなアイスみつけて
深夜のコンビニで急に引き戻される消える、消えない
泣きたい、泣きたくない
いつかきっと笑って話せる日が
来るなんて本当かなあの頃のふたりは
怖いものなど何も無かったね
いつか他の誰かを
好きになったとしても忘れないよだいたい夜はちょっと
感傷的になって
金木犀の香りを辿る
きのこ帝国「金木犀の夜」歌詞の意味を解説
夜って だいたいちょっと
感傷的な気分になるんだよね
そんな時は 金木犀の香りを思い出してみるの
そして あの頃のふたりを
見た目は 寂しくないふりをしても
ふいに きみの声が聴きたくなったときは
電話番号を思い出そうとするわたしがいる
携帯握って 歩いているわたし
きみに 電話かけようかな やっぱりやめようかな
きみに 会いたいな でも会いたくないかも
そんなこと 考えながら歩いてたら
いつの間にか 随分と
遠いところまで来てしまったなあ
きみとわたし
あの頃のふたりは 輝いてた
あの頃のふたりは 時が経っても消えることなんてないよね
いつか きみが他の誰かを好きになったとしても
あの頃のふたりを忘れないでね
だんだん寒くなってることに最近気づいた
ついこの前までは暑くて眠れない日もあったのに
いつの間にか 夏は通り過ぎてたんだね
金木犀の香りが秋の訪れを伝えてる
吹っ切れて きみのことはどうでもいいふりをしても
深夜のコンビニで きみが好きなアイスみつけた日には
あの頃の記憶がよみがえって 頭をぐるぐる巡る
あの頃の記憶は消えるかな いや消えないよ
ほんとは泣きたい でも泣きたくない
きみと過ごした あの頃を
いつかきっと笑って話せる日が来るって言うけど
それって 本当かなあ
あの頃のふたりは 全力で走ってた
怖いものなんて 何も無かったよね
もしもわたしが いつか他の誰かを
好きになったとしても あの頃のふたりを忘れないよ
夜って だいたいちょっと
感傷的な気分になるんだよね
そんな時は 金木犀の香りを思い出してみるの
そして あの頃のふたりを
最後に
「わたし」と「きみ」がいたあの頃
ふたりが一緒なら
この世に怖いものなんて無いと思ってたんですね。
金木犀の香りがする夜は特に
あの頃を思い出して感傷的になります。
本当はまた、きみに会いたくて
電話をかけてみようと思いますがやっぱりできません。
前に進もうとも思いますが、きみが好きだったアイスを見ても
あの頃に引き戻されてしまいます。
でも、元には戻れないことはわかっています。
せめて
いつかきみが他の誰かを好きになっても、
いつかわたしが他の誰かを好きになっても、
お互いがあの頃のふたりを忘れないように、
と願っています。
あの頃のふたりの思い出は
永遠にきらきら輝くのでしょう。。