今春、大学進学が決まった親御さんで、
大学の入学式って、親も出席するものかなってふと思った方もいらっしゃるでしょう。
人に聞いたり、ネットで調べたりすると、賛否両論あるので、
迷われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
わたしの娘と息子が大学に入学した時のことを思い出して、
今思うことを経験者としてお話します。
いきなり結論ですが
行きたいと思えば行けばよい
となります。
適当な答えのように聞こえるかもしれませんが、そうだと思います。
ちなみに、わたしは、大学の入学式は娘の時も息子の時も行きました。
妻と一緒に行きました。
それは、ただ単にわたしが行きたかったから、行ったんです。
大学の入学案内には保護者の席は用意していますが、十分な数は有りません、と書いてありました。
必ず出席してください、ぜひ来てください、とは書いてありませんでしたね。
入学式の会場はマンモス大学のせいかもしれませんが、ものすごい数の大学生とその保護者でごった返してました。
入学式は、高校までのようなきちんとした感じではなくて、淡々と事務的に進められ、あっという間に終わりました。
子供とは距離もあるので、双眼鏡がないと見えないくらいです。
その後は、各学部ごとに分かれて、講義室に移動し、学生生活について、説明がありました。
取り立てて、どうこうというものもなく、聞いても聞かなくても支障はありません。
その後、キャンパスで一緒に写真を撮りました。
わたしは、写真を撮るのは好きなほうなので、写真撮影できたことは、良かったなと思います。
子供は照れてましたけど。。
とにかく、人の数が半端なく多いので、どれくらいの割合で親が出席しているかなんてのはわかりませんね。
誰も気にしてませんし、出席したわたしも何とも思いませんでした。
わたしの個人的な意見としては、以下のように思われるのであれば、入学式に出席したら良いと思います。
● 特に理由はないが、高校までも入学式に出席していたので行っておきたい
● 大学の様子を見ておきたい
● 子供と一緒に記念写真を撮りたい
● 子供が心配なので見守っておきたい
● 子供と仲がいいし、子供も望んでいるから
● 行っておかないと後悔しそうだ
● 自己満足したい
まだ、ほかにもあるかもしれませんね。
しかし、わざわざ仕事を休んでまで、行く必要があるかというと、有りませんね。
大学の入学式は、そんなたいそうなものではありません。
子供は18歳以上ですから、親がいないから心細いと言う人はあまりいないのではないでしょうか。
しかし、子供もそれぞれですから、来てほしいというのであれば、迷わず行ってあげたらいいと思います。
大学の入学式に行くべきかどうか、で迷ったら
行きたければ行きましょう
ってことですね。
親が子供の大学の入学式に出席する事が常識でも非常識でもありません。
ほかの人は、どうこうというより、それぞれのご家庭の都合でよろしいかと思います。
大学の入学式で、親がいることに大きな価値はあまり感じません。
そして、まわりの人たちも混雑の中、誰がいるとか、どこの人だろうか、とか気にしていません。
ただ、子供さんの人生の節目に立ち会うことは、
高校までと同様に親として有意義なことには間違いはないでしょうね。