
AKB48 (エーケービー フォーティエイト) が、
53rdシングル「センチメンタルトレイン」をリリース。
Type-Cの3曲目に収録されている
「ひと夏の出来事」について。
歌唱メンバーは、アップカミングガールズで、
センターは、後藤萌咲(ごとう もえ、生年月日 2001年5月20日 )です。
今回は、その歌詞の意味を解説します。
「ひと夏の出来事」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを代弁する形をとっています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
AKB48「ひと夏の出来事」歌詞
ひと夏の出来事 作詞 秋元康
作曲・編曲 野井洋児君のあの麦わら帽子
風に吹かれ飛ばされてった
列車の窓 あかね空
一瞬の夏の終わりホントの兄妹みたい
そう言われて育って来た
君といつでも一緒にいるのが
普通と思ってたでもなぜか 急に僕は
手を繋ぐのが恥ずかしくなったんだ
何も変わらない二人だったのに
浴衣の君にハッとしてからかな君のあの麦わら帽子
僕がもっと手を伸ばせたら
風にそう飛ばされずに
終点へ走り続けてた
大人になるってそういうことか
ふと思い出した切なさ僕が好きなアイドルを
君は好きじゃなかったね
それが嫉妬のようなものだって
ある時 気づいたよ制服を着始めた頃
どうでもいい秘密が増えて来た
僕たちの背丈も かなり差ができて
言葉遣いも よそよそしくなった僕は無口になっていた
君が悪いわけじゃないんだ
これが初めての恋と
いつの日か誰も知って行く
線香花火が寂しく消えた
あの夏休みが懐かしいどこへ向かっていたのか
覚えていないけれど
走る列車の窓
開けなければ
ずっと あの日のまま夢を何度見たことだろう
いつも同じ場面ばかりだ
なぜに僕は 風の中
この手を伸ばさなかったのか?君のあの麦わら帽子
僕がもっと手を伸ばせたら
風にそう飛ばされずに
終点へ走り続けてた
大人になるってそういうことか
ふと思い出した切なさ
AKB48「ひと夏の出来事」歌詞の意味を解説
あれは夏の終わりの茜空が綺麗な夕暮れ時
二人で列車の座席に座っていた時のこと
外の風が心地よくて 窓を開けていると
君がかぶっていた麦わら帽子が風に吹かれて
窓の外に飛ばされてしまったね
幼いころからずっと二人一緒にいたから
ホントの兄妹みたいだねって
みんなからそう言われて僕たちは育ってきた
僕もいつでも君と一緒にいることが
普通だと思ってたし気にも留めなかった
でもいつからだろう
なぜか急に僕は君と手をつなぐのが恥ずかしくなったんだ
それまで何も変わらない二人だったのに
いつからかと 記憶をたどると 夏祭りのあの日
浴衣を着ていた君にハッと心を奪われた時からだろうな
君のあの麦わら帽子が飛ばされた時
僕がもっと手を伸ばせたら
風に飛ばされずに 終点まで走り続けたろうに
大人になるって そういうことだったのか
いつのまにか 君に少し距離を置いてたんだ
切なさをふいに感じた
僕が好きだったアイドルのことを話しても
君はあまり関心がなさそうだったよね
君はそのアイドルが好きじゃなかったね
僕が話すことにいつも君は目を輝かせて
聴いてくれてたのに アイドルの話だけは
なんだかつまらなさそうだった
実はそれは嫉妬のようなものだって
ある時 気付いたんだ
そして君が制服を着始めた頃
それまで君のすべてを知っていたのに
わからないことが出てきて
どうでもいいような秘密も増えてきたんだ
僕たちの背丈はかなり差がはっきりしてきて
二人の言葉遣いも だんだんよそよそしくなった
僕はどうしたらいいか わからずに
無口になっていた
君が悪いんじゃないんだ
これが初恋というものだって
いつの日か思い出したときに
誰もが知っていくことなんだよ
二人で楽しんだ最後の線香花火
その灯りが消えるのがいつになく寂しく感じた
ああ あの夏休みが懐かしい
何処へ向かっていたのか
今はもう忘れてしまったけど
走る列車の窓を開けなければ
ずっと二人はあの日のまま
変わることがなかったんじゃないのかって思う
君のあの麦わら帽子が飛んで行った夢を
何度見たことだろう
いつも同じ場面ばかり
なぜ僕はあの時風に吹かれた君のあの麦わら帽子を
手を伸ばして受け止めなかったのか?
君のあの麦わら帽子が飛ばされた時
僕がもっと手を伸ばせたら
風に飛ばされずに 終点まで走り続けたろうに
大人になるって そういうことだったのか
いつのまにか 君に少し距離を置いてたんだ
切なさをふいに感じた
今日は #センチメンタルトレイン の
発売日です!!✨
typeCに収録されている
初めてのセンター曲『ひと夏の出来事』!昨日、渋谷のTSUTAYAさんで、
AKB48のポップを発見しました…✨
ありがたいことに、私の名前が…!ぜひ、宜しくお願いします( *ˊᵕˋ)💕 pic.twitter.com/WxzuAOytVT
— 後藤萌咲 (@moe_goto0520) 2018年9月19日
最後に
幼なじみの男女二人は、
何をするにも、どこに行くのも、いつも二人一緒でした。
そのことを二人は当然に普通のことと思っていました。
ある日、二人が乗っていた列車の窓から入ってくる風に
彼女の麦わら帽子が飛ばされた時、彼は、それまでは
彼女に近づいて麦わら帽子を受け止めたはずですが、
その日は、そんな行動ができませんでした。
それまでの単なる幼なじみから初恋の人に変った瞬間でした。
それからというもの、二人の間に男女の意識が芽生え
距離が少し遠くなるのを感じました。
つまりそれが大人になるってことだと気づいたのです。
彼は、何となく寂しさを感じてしまいます。
あの時、手を伸ばして、彼女に近づいて
麦わら帽子を受け止めていたら、
まだ幼なじみの関係が続いて、二人がそれまでの関係と
変わらなかったんじゃないかって思ってしまいます。
でもそれが人間の成長であり、
男女の関係も変わっていくのが
自然の摂理ですから仕方ないことです。
初恋は、はかない恋であり、切ない恋なのです。。