
バンド結成15周年を迎えたシド (SID) が、
ミニアルバム「いちばん好きな場所」をリリース。
5曲目に収録されている
新曲「いちばん好きな場所」について。
今回は、その歌詞の意味を解説します。
「いちばん好きな場所」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを代弁する形をとっています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
シド「いちばん好きな場所」の歌詞
いちばん好きな場所 作詞 マオ
作曲 ゆうややぶれた夢の 続きが見れる 街の真ん中で
産声をあげた僕ら あの日から 今でも夢見てるステッカーだらけの部屋 明りを消して
スモークの香りの先 変わらないよ 高鳴る鼓動は決めた 今すぐ君に会いに行こう
距離も 時も 越えて会いに行こう
いちばん好きな場所で会える 僕らは幸せだね地下へと続く 細い階段 何度通ったっけ
アンプの擦れた傷跡 愛しさと苦さが こみ上げる信じて貫いた歌 やがて響いて
重い扉は開いた 憶えてるよ 潤んだ景色をいつか 負けそうなときは会いに来て
ここはいつだって温めとくから
今日のこと 忘れないで 僕らはひとつだからいくつもの奇跡を重ねて ときには長い闇を抜けて
産声をあげたあの日から 終わらない夢を見てる熱気 帯びてた ステージが
嘘みたいに 静まり返って
また次の夢 飲み込んでは 新しい歌 始まる決めた 今すぐ君に会いに行こう
距離も 時も 越えて会いに行こう
いちばん好きな場所で会える 僕らは幸せだね
シド「いちばん好きな場所」歌詞の意味を解説
みんなそれぞれ破れた夢を背負って集まった僕ら
この街の真ん中で 破れた夢の続きを見るために
未来の夢に向かって団結し 誕生した僕ら
あの日のことは今でも鮮明に脳裏に蘇る
そしてあの日から今でもずっと
果てしない夢を見てるんだ
気分を高揚させるために
部屋中に貼ったステッカー
スモークを燻らせた香りに包まれ
明かりを消して音に集中したあの日
あの時の高鳴る鼓動は
今も変わっていないよ
そうだ 決めた
今すぐ君に会いに行こう
距離が離れてたって
時間も何もかも忘れて会いに行こう
僕らのいちばん好きな場所
僕らのいちばん心安らぐ場所
僕らのいちばん心高まる場所
僕らのいちばん思い出の詰まった場所
僕らの原点
そんな場所がある僕らは幸せだね
地下のスタジオへと続く細い階段を下った先
その場所に何度通ったっけ 数えられるわけない
アンプが擦れてこんなにたくさん傷が付いてたんだ
一緒に傷だらけになってくれたそいつを
撫でてやりたい愛しさと
苦悩に満ちた日々の苦さが
胸にこみ上げてくる
信じて信じて貫いてきた歌が
やがてやがて
誰かの心に響いて響いて
まだ見ぬ世界への重い扉が開いたその鮮烈な瞬間を
今でも憶えてるよ 憶えてるよ
涙で潤んだその景色を
またいつか
自分に負けそうな時があったら会いに来て
この場所はいつでも温めておくから
いつでも僕らの音が響いてるから
今日のこの気持ちをいつまでも忘れないでおこう
僕らはどこにいても ひとつなんだから
やり続けてきたからこそ
長い闇を抜けた先に
いくつもの奇跡が生まれた
僕らが産声を上げたあの日から
今でもまだずっと終わらない夢を見てるんだ
少し足を止めると
たくさんのファンで熱気を帯びてたステージが
嘘みたいにガランとなって静まり返ってしまう
僕らの次の夢を飲み込んでしまうように
取り戻すために
また新しい歌が始まる 始める
そうだ 決めた
今すぐ君に会いに行こう
距離が離れてたって
時間も何もかも忘れて 会いに行こう
僕らのいちばん好きな場所
僕らのいちばん心安らぐ場所
僕らのいちばん心高まる場所
僕らのいちばん思い出の詰まった場所
僕らの原点
そんな場所がある僕らは幸せだね

出典:https://www.sonymusic.co.jp/
最後に
シド (SID) は、バンド結成15年、
ここまでメジャーになりましたが、
当然のごとく結成から何年も売れない時期がありました。
それでも夢をあきらめないで、
血と涙と汗を流し、昼も夜も寝る間を惜しんで
ひたすら音楽に魂を注ぎ込んできたことでしょう。
彼らが夢を誓って、産声を上げたその場所は
彼らの「いちばん好きな場所」です。
自分を見失いそうになったら、その場所に行きます。
寝食を共にした愛すべき仲間が、必ず待っていてくれます。
実は、彼らの夢は、
「いちばん好きな場所」
「いちばん好きな仲間」
を得たことで叶ったのかもしれません。
心安らげる仲間と場所が有ることほど
幸せな事はないのでは、と私は思います。。