日テレ系ドラマ
「俺のスカート、どこ行った?」
主題歌となっている
ザ・コインロッカーズの
「憂鬱な空が好きなんだ」について。
今回は「憂鬱な空が好きなんだ」の
歌詞の意味を
徹底的に考察し解説します。
「人生はいつも選択の繰り返し」
というフレーズを
頭に置いて聴いてみて下さい。
それでは、さっそく見ていきます。
ザ・コインロッカーズ「憂鬱な空が好きなんだ」歌詞
憂鬱な空が好きなんだ 作詞 秋元康
作曲 早川博隆、村山シベリウス達彦YESか?NOなのか?
問いかけられても
ちょっと待って
そんな簡単に答えを出せないよ
どっちでもいい
誰かが言う
その方が楽だって分かってるけど
校庭を何周走れば
なにか諦められるのか
叫びたい
青空なんか青空なんか好きじゃない
どこまでも雲がないなんて嘘っぽい
誰だって憂鬱なこと憂鬱なことあるだろう
少しどんよりしたハッキリとしない空が好きなんだ
ザ・コインロッカーズ「憂鬱な空が好きなんだ」歌詞の意味を解説
人生はいつも
選択、選択、選択
選択の繰り返しです。
朝起きて、
どの服を着るか。
会社に行くのに、
どの道を通って
駅に行くか。
会社について、
どのボールペンで仕事をするか。
帰り道で、
晩御飯を何にするか。
そういった小さな選択から、
大学受験するかしないか
就職活動するかしないか
いっそのこと、
起業してしまうか。
大きな選択まで。
いつも自分を中心に
選択をしていい
・・・訳でもありません。
時にはじっくりかけて考えたい
選択すらも、
急かされ。
周りにはどうでもいい選択も
じっくり考えたい時がある。
投げやりな態度をとれば、
その先にある未来も
投げやりに進んでいくでしょう。
歌詞の
校庭を何周走れば
なにか諦められるのか
これは、昔、学校の罰則などで
主流だった
「校庭○周走ってこい」
を指していると思います。
この罰則をさせられた子供は
「校則を破る」という選択をしました。
そんな選択をした時、
どんな気持ちだったと思いますか?
例えば、
寄り道を禁止されている学校の生徒であれば、
友達の
「今日△△に食べに行こう」
という誘い。
「一回くらいいいか」
という、投げやりな選択で
その誘いに乗り、
ご飯を食べにいく。
なぜ、これが投げやりなのか?
不思議に思われる方もいると思われますが、
考えてみてください。
その日でなければいけなかったのでしょうか?
友達と、
その場所で食べるのは
今日でなければならなかったのか
他の日に改めて食べにいってもよかった
けれど、
友達との付き合いや
校則を破るというワクワク感に
身を任せて
校則を破ったことの先にあるものごとを
考えずに行動しています。
歌詞のなかで
校庭を走っている生徒は、
乱雑な選択をしたことを
思い出し、考えました。
何周走れば、
誘いを断ることができたのか、
校則を破るワクワク感を捨てて
まっすぐ家路につくことができたのか
けれど、
走っても走っても
答えは出てきません。
走っても答えが出てくるわけがありません。
もともと、
答えは自分の中に
あるのですから。
走って得られるのは
喉の奥に残る血の気の歯がゆさと
無駄に生まれてくる
走りきった達成感と爽快感
その爽やかさを表すのが
青空
そして、
自分と向き合おうとする
生徒の本当の気持ち
爽快感の裏に隠された
自分の罪を表す
ハッキリとしない空
対称性をハッキリと表現し、
事実をうやむやにしようとする社会と
汚くても真実を見ようとする心が描かれています。
人生はいつも選択の繰り返し
選択というテーマの中で
この曲について
考えてみました。
毎日する選択が
正しかったかどうか
よく問われがちです。
その選択が正しかったか、
それは誰が決めるのでしょうか?
先ほどの例のように
ルールがある場合を除いて、
選択をした
その人自身にあります。
過去の出来事で後悔している事が
あるならば、
今一度考え直してみてください。
それは間違った選択だったのでしょうか?
ある種の正しい選択だったかもしれませんよ。
-Author by tomlenaJM-