火曜ドラマ、パーフェクトワールド主題歌
となっている菅田将暉 (すだまさき)の
「まちがいさがし」について。
今回は「まちがいさがし」の歌詞の意味を
徹底的に考察し解説します。
歌詞から学ぶべきこととは
一体どんなことなのでしょう。
それでは、さっそく見ていきます。
菅田将暉「まちがいさがし」歌詞
まちがいさがし まちがいさがしの間違いの方に
生まれてきたような気でいた
まちがいさがしの正解の方じゃ
きっと 出会えなかったと優しく笑いあえること
なぜだろうか
涙が出ることきみの目が貫いた
僕の胸をまっすぐ
その日から何もかも変わり果てた気がした
風に吹き飛ばされそうな
深い春の隅で
退屈なくらいに何気なくそばにいて間違いだらけの些細な隙間で
くだらない話をくたばるまで
正しくなりたい
会えない寂しさが
何を育む
↓こちらはHARAKENさんによるカバーです。ご参考まで。
菅田将暉「まちがいさがし」歌詞の意味を解説
私たちが生まれてくる
この世界を
子供の頃によく遊んだ
まちがいさがしに例えられています。
まちがいさがしには、
「正しい」と
「間違い」の世界がありますね。
ここでは、
「間違い」の方に生まれてきた、
即ち、
正しい世界と違い、
否定される側の世界に生まれた、
ことに対する負い目を感じる”僕”が
主人公です。
自分の存在価値について悩む
“僕”が
“きみ”に出会えたことで、
“間違い”の方の世界でなければ、
“きみ”が存在しなかったかもしれない、
“僕”が「間違い」の張本人かもしれないし、
“きみ”が「間違い」の張本人だったかもしれない。
そうではなく、
問題には関係のない、
カモフラージュに過ぎなかったかもしれない。
「正解」の方に行かなければ、
事実はわからないけれど、
いつまでも行くことができない、
「正解」の世界を羨むことよりも、
“きみ”に出会えた幸せについて考えよう。
“きみ”の存在が、
恋い焦がれた
「正しい」世界のように純粋で
“僕”と”きみ”とで笑いあえること、
人の温かさに触れ、
寂しさに涙を流すことができる。
純粋な”きみ”は
“僕”の嘘を見抜いて、
隠す辛さを取り払ってくれた。
<深い春>は、
冬が明けて、
三寒四温を繰り返す、
不安定な春ではなく、
夏に近づき、
暑さではなく、
暖かさに包まれた季節。
そんな季節のように、
暖かく包み込むように、
二人一緒にいることが当たり前になって、
退屈だと思えるまでも長く、
共にいてほしいと願う。
“きみ”に出会ってから、
過ごす毎日は
「間違い」だらけの自分、
嘘偽りで固め、本心を隠した自分を
本当の自分をさらけ出し、
自分の中の「正解」に近づいていく。
当たり前になった ”きみ”が
存在しないことに
寂しさを学んだ。
菅田将暉「まちがいさがし」歌詞から学ぶべきこと
なかなか、自分を認められない時
自分の全てを否定して、
認められず、
こんな両親の元に生まれたから、
こんな待遇で育ったから、
取り柄がないから、
色んなことに理由をつけて、
自分を哀れんだり、
正当化しようと誤魔化したりします。
しかし、
物事は全て、
見方次第。
厳しい両親元だったから、
苦しく自由は少なかったけど、
規律を守る人になれた。
苦しい待遇だったから、
強く生きるすべを身につけた。
取り柄がないと思ったから、
全てにハングリー精神を持てた。
そうやって、
苦しい世界は、
明るい世界になりうるのです。
新たな目線を自分に取り入れるのは
そう簡単にできることではありません。
しかし、
1つ方法を学べば、
私たちは、
「間違い」の世界を
「正しい」世界にすることだってできるのです。
この曲とともに、
「正しい」世界へ一歩踏み出してみませんか?
-Author by tomlenaJM-