Mrs. GREEN APPLE
(ミセスグリーンアップル)が
CDシングル『ロマンチシズム』をリリース。
3曲目に収録されている
新曲「月とアネモネ」について。
「月とアネモネ」二つの言葉には
相反する意味が込められています。
その歌詞の意味を考察し解説します。
歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。
PV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
Mrs. GREEN APPLE「月とアネモネ」歌詞
月とアネモネ 作詞 大森元貴
作曲 大森元貴嘘にすることで
本当の気持ちから逃げれたような気がしたんだ
真実はいつだって
真っ向から嫌でも
迫るような日々だったのに正直こんな世界を生きるのは困難だ
「欲に塗れるお金持ち」
「感情が栄養の浮浪者」
いつになったら
「平等」の意味に気づくの
そんな私だって 貴方に。全部全部 私が悪いから
解ってるから。気づいているから。
ごめんね 全部は背負いきれないやしらばっくれることで
本当の答えから
逃げれたような気がしたんだ
朝焼けはいつだって
切ないこの胸を
満たしてくれようと輝いたんだ全員一致で拳を掲げ
幸せだと言えるかな
いつになったら
「幸せ」の意味に気づくの
そんな私だって 時折全部全部 月灯りに照らされ
嘘をついたことがバレていくんだ
ごめんね
全部は受け入れられないな
柔弱な愛で守りぬくから
綺麗なその瞳を潤わせていてよ
この日々がいつまでも続けばな
生きづらいこの日々達が続けばな全部全部 私が悪いから
解ってるから。気づいているから。
ごめんね 全部は背負いきれないや
柔弱な愛で守りぬくから
綺麗なその瞳を潤わせていてよ
この日々がいつまでも続けばな
ありふれたこの日々達が続けばな
Mrs. GREEN APPLE「月とアネモネ」歌詞の意味を解説
嘘の気持ちを貴方に吐くことで
本当の自分を押さえ込めた気がした
本当のことは自分がよく分かっているけど
それでも真っ向から向き合うのが嫌で
責められているみたいで逃げたくなった
綺麗な貴方から、一瞬、逃げたくなった
こんな生きにくい世界は嫌だ
生きていくのは難しい
この世界は格差がある
お金持ちがいれば、そうでない人もいる
いつになったら無くなるんだろう
多分無くせないんだろうな
平等の意味に気づける日はいつだろう
こんなふうに思っている私も
貴方には、平等に接しているか分からない
全部私が悪いのは
自分がよく分かっている
気づいてて知らないふりをしてる
ごめんね。でも逃げなきゃやってられない
半分くらい、諦めているの
しらばっくれて自分を隠すことで
嘘の自分を作り上げた
そうすることで逃げた気になった
夜が明ける度に
この澱んだ心を浄化して
満たして、眠らせてくれた
うっすらとした月が消える前に
みんながみんな、幸せだと言えるのかな
いつになったら本当に幸せだと言えるの
そんな私も、幸せなんてわからなくなる
時折、幸せの意味を考えて
頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう
全部を見透かすような月灯りの下で
嘘が剥がれていく
本当の自分を見つけられてしまう
ごめんね
弱いけど愛してるから、守らせてよ
こんな私に守られるのは、嫌かな
綺麗な貴方はそのままで
その瞳で私を見ていて欲しい
そんな日々が続けばいいな
生き辛いけど
生きていくのは難しいけど
平凡な日々が続けばいいと思う
私が貴方を見ていられるように
貴方に見てもらえるように
全部私が悪いのはわかってる
貴方は悪くないなんて言ってくれるのかな
でも自分が自分を1番知ってるの
自分が嫌いだから
それでも貴方を愛させて
儚い恋を続けさせて
分かっていても気づいていても
貴方を愛すことはやめられない
相反する言葉の意味
月とアネモネというタイトルから
連想したのは花言葉と
月に対するイメージでした。
アネモネの花言葉は
儚い恋
恋の苦しみ
見捨てられた
見放された
月に対する私のイメージは
慈愛
豊かさ
強さ
2つが対立する歌詞だなと思います。
PVに使われている
赤いアネモネの花言葉は
君を愛す
まさに歌詞の通りです。
弱い自分を隠して
貴方を愛したい
弱い自分が嫌いだけど
貴方を愛してる自分は好きになれそう
そんな雰囲気を感じました。
花言葉には力があります。
イメージにはそれを決定付ける
因果関係があります。
そのような意味を考えながら
日々の生活を送っていると
なにか違った視点を得られたり
生き方を変える
きっかけになるかもしれませんね。
この解釈が
あなたの何かを変える力になれば幸いです。
-Author by 恋依-
