歌詞ログ

邦楽・K-POP・洋楽の「歌詞の意味」を独自目線で解説しています。和訳やパート(歌)割りも含めてあなたが大好きな楽曲の理解が深まれば嬉しいです。暮らしに役立つ情報も発信しています。

音楽

サカナクション「忘れられないの」歌詞と意味は?『ソフトバンク』CM曲

投稿日:

サカナクションの新曲
「忘れられないの」について。

同楽曲は、広瀬すずと吉沢亮が出演する
『ソフトバンク』のCM曲
になっています。

今回は「忘れられないの」の
歌詞と歌詞の意味を解釈し公開します。
歌詞の意味はCMの内容も考察しながら
両者を交えて解説していきます。

PV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。
ぜひご覧になってみて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。

サカナクション「忘れられないの」歌詞

忘れられないの

忘れられないの
春風で
揺れる花
手を振る君に見えた

新しい街の
この寂しさ
いつかは
思い出になるはずさ

サカナクション「忘れられないの」歌詞の意味をCMと合わせて解説

ソフトバンクのCMで流れている
サカナクションの新曲
「忘れられないの」。
曲が流れている時間は短いですが
とても印象に残ります。

CMでは広瀬すずさんと吉沢亮さんが
遠距離恋愛中の恋人役として出演しています。

主人公の心の中の言葉を代弁

春の暖かい風で
左右に揺れる花が
別れの日に手を振ってくれた
君に見えた

新しい生活を始める
この街で感じる
この寂しさが
いつの日か
思い出になるはずさ
その頃には
君と暮らしているはずだ

サカナクション「忘れられないの」前半部分を解説

吉沢亮さんになかなか会えない
広瀬すずさんが
二人で撮った動画を見ようとするけど
通信制限に阻まれてしまうという
ユーモアもありつつ、少し切ない
しかし「スマホあるある」として
とても共感できる内容になっています。

曲の歌詞もなんだか寂しく聞こえます。
想像してみてください。

住み慣れた地域を離れ
遠い場所に引っ越し、

まだ友達や知り合いもできておらず
家の片付け、生活用品の買い出し、
新生活の準備や手続き…等と
事務的な作業に終われる日々。

どこへ向かうにも地図アプリで調べたり
いちいち検索したり。

疲れてもう面倒になったご飯の準備は
コンビニで済ませる。
飽きたら外食。

あ、ここ美味しそう。
あの子を連れて行こうかな。
そうだ、一緒に行けないんだった…

もういいや、と
コンビニで軽食を買い
公園のベンチで一人休憩。

地面に咲く、風で揺れる花を見て
地元を離れる日、
仲の良い友達が見送りに集まってくれた中
誰よりも長く手を振ってくれていた
彼女の姿を思い出す。

う~~~~~ん、
書いてて悲しくなってきました…

サカナクション「忘れられないの」後半部分を解説

しかし、
歌詞の後半の部分。

こちらでは少し
前向きな気持ちが見えてきます。

ずっとここにいるんだと思って
地元で過ごした日々も
今は思い出になっているのだから

これから暮らすこの街のことも
今感じてる寂しさも
遠い過去のことになって
いつの間にか過ぎ去っていくはず。
その頃には、
彼女との距離も
また変わっているかもしれない。

寂しい気持ちも
全部思い出に変えてしまおう!
というメッセージ。

たしかに、
実家を出て家族の有り難みを感じたり
恋人と離れることで優しさに気付いたり

一人にらないとわからないことや
できない経験もたくさんあります。

遠距離を乗り越えたとき
きっと二人の絆は
より深くなっているでしょう。

最後に

とっても可愛い広瀬すずさんと
さわやかな吉沢亮さんの
カップルを見ていると
七夕の織姫と彦星のような
ロマンチックさを感じます。

これからこのCMの物語が
どうなっていくのか
ぜひシリーズで見ていきたいです。

楽曲もどのように変わっていくのか
期待できますね。


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