歌詞ログ

邦楽・K-POP・洋楽の「歌詞の意味」を独自目線で解説しています。和訳やパート(歌)割りも含めてあなたが大好きな楽曲の理解が深まれば嬉しいです。

音楽

ヨルシカ「パレード」歌詞の意味は?『君』とは一体誰なのか徹底解説!

投稿日:

ヨルシカが2019年04月10日
1stフルアルバム
『だから僕は音楽を辞めた』
をリリースします。

11曲目に収録されている
新曲「パレード」について。

今回は「パレード」の
歌詞の意味について
歌詞とMVを考察し解説します。
歌詞に登場する『君』とは
一体誰なのか、
どんな意味があるのか
徹底解説します!

MV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。
ぜひ歌詞をご覧になって
歌ってみて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。

ヨルシカ「パレード」歌詞

パレード

作詞作曲、編曲 n-buna  
Vocal suis

身体の奥 喉の真下
心があるとするなら君はそこなんだろうから

ずっと前からわかっていたけど
歳取れば君の顔も忘れてしまうからさ
身体の奥 喉の中で 言葉が出来る瞬間を僕は知りたいから

このまま夜が明けたら

乾かないように想い出を
失くさないようにこの歌を
忘れないで もうちょっとだけでいい
一人ぼっちのパレードを

ずっと前から思ってたけど
君の指先の中にはたぶん神様が住んでいる
今日、昨日よりずっと前から、ずっとその昔の昔から。
わかるんだ

身体の奥 喉の真下
君の書く詩を ただ真似る日々を

忘れないように
君のいない今の温度を

乾かないような想い出で
失くせないでいたこの歌で
もう少しでいい もうちょっとだけでいい
一人ぼっちのパレードを

ヨルシカ「パレード」歌詞の意味を解説

ヨルシカの楽曲は、
比喩表現をうまく使って表現している歌詞と、
MVに込められている深い意味において
目を見張るものがあります。

今回の「パレード」では、
主人公の顔から見える景色は
とても乏しいものばかりで
そんな顔はインクで塗られています。

この楽曲には、
どのような意味が込められているのでしょう。
MVの情景と歌詞を照り合われながら
解説していきます。

まず、パレードの元々の意味は、

祝祭を列になって行進し
祝うこととされています。
「祝祭」「列」「行進」
これが歌詞とどのように
関係していくのでしょうか。

“身体の奥 喉の真下
心があるとするなら君はそこなんだろうから“

ここでいう「君」というのは、
サビに出てくる想い出と推測しました。
詳しくはそのサビで分かります。
MVでもあるように主人公の顔に
インクが垂れていることが重要に感じます。

“ずっと前からわかっていたけど
歳取れば君の顔も忘れてしまうからさ
身体の奥 喉の中で 言葉が出来る瞬間を
僕は知りたいから“

ここでは、年月が経つと
想い出が曖昧になっていく様を表現しています。

“このまま夜が明けたら”

いつ自分の中から想い出が
いなくなるかわからない状況を
悲観的に表しています。

“乾かないように想い出を
失くさないようにこの歌を
忘れないで もうちょっとだけでいい
一人ぼっちのパレードを“

そしてサビでは、薄れていく想い出が
乾かないように(薄れていかないように)
失くさないように、歌として書きとめていこう。
もう少しだけでいいから
想い出が自分の中にある時間を長くしたい。

※ここでいう、書きとめるというのは
MVで、主人公が万年筆を手にとっている映像から
推測されます

そして一人ぼっちのパレードは、
歌として想い出を書き留める時間が「祝祭」
想い出を書き連ねていくこと「列」「行進」

と解釈できます。
想い出を噛み締められる時間が
どれだけ貴重なもので、
喜びを感じられる時なのかを
比喩的に表現しているのです。

“ずっと前から思ってたけど
君の指先の中にはたぶん神様が住んでいる
今日、昨日よりずっと前から、ずっとその昔の昔から。
わかるんだ“

想い出を表現できる指先には、
神様が宿っているとずっと思っていた、
ということでしょう。

“身体の奥 喉の真下
君の書く詩を ただ真似る日々を
忘れないように
君のいない今の温度を“

想い出が薄れてしまった今をも
想い出として書きとめておこう、
ということです。

“乾かないような想い出で
失くせないでいたこの歌で
もう少しでいい もうちょっとだけでいい
一人ぼっちのパレードを“

生きている今、その時の想い出を書き留めること、
それが何より生きている喜びである。
そして、その喜びを噛み締めるのです。

ヨルシカ「パレード」のMVについて

今回のMVは、「藍二乗」と同じように、
主人公の顔があいまいにされています。

また、万年筆で書きとめるという点でも
共通しています。

そのMVと違っていたのは、
風景がモノクロ調であることです。

そして、薄れていく君(想い出)さえも
君(想い出)にする、という考えが
貫かれていると言えます。

最後に

今回の楽曲もまさに
比喩表現の塊でした。

そこには、
深い意味がありました。

その意味を知った上で、
是非MVを観てみてください。

きっとあなたも
生きる喜びを再確認できることでしょう。。


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