歌詞ログ

邦楽・K-POP・洋楽の「歌詞の意味」を独自目線で解説しています。和訳やパート(歌)割りも含めてあなたが大好きな楽曲の理解が深まれば嬉しいです。暮らしに役立つ情報も発信しています。

音楽

AK-69「Divine Wind -KAMIKAZE-」歌詞の意味は?アルバム『THE ANTHEM』より

投稿日:

AK-69 (エーケー・シックスティーナイン) が
Newアルバム『THE ANTHEM』
(ジ アンセム) をリリース。

4曲目に収録されている
新曲「Divine Wind -KAMIKAZE-」
(ディバインウィンド 神風/かみかぜ)について。
「Divine Wind」は「神風」という意味です。

今回は「Divine Wind -KAMIKAZE-」の
歌詞の意味を考察し解説します。

「Divine Wind -KAMIKAZE-」の
歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。

MV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。
ぜひ歌詞をご覧になって
歌ってみて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。

AK-69「Divine Wind -KAMIKAZE-」歌詞

Divine Wind -KAMIKAZE-

肩落とすSaturday
感じる肌で
I know it’s faraway
また一人敗れてく
散った奴らの分まで
吹かす神風 泣き腫らした目
一歩たりとも引かねぇ
背負う覚悟と運命(さだめ)
散った奴らの分まで

今何想う 居ねぇ誰も
このグラウンド 奴らに祈る
あの歓声 走馬灯のよう
負けらんねぇ 飛び交う怒号
組むスクラム
同じ釜の飯食って来たタフな仲間
共に流す血汗涙
言葉いらねぇ 心を繋いだ
なぁブラザー もう泣かないでいいよ
今日を生きるもんで捨てるのさ昨日
おあつらえ向きだ 派手に散ろう
忘れやしねぇ お前こそがヒーロー
迎えた今日この日を
片道切符で走る何キロ
TRY あいつなら此処に
TRY 纏う誇り

肩落とすSaturday
感じる肌で
I know it’s faraway
また一人敗れてく
散った奴らの分まで
吹かす神風 泣き腫らした目
一歩たりとも引かねぇ
背負う覚悟と運命(さだめ)
散った奴らの分まで

嗚呼 馬鹿だよ
なんでこれ程に懸ける
もう構うな 生きる ありったけ
見つめるあの日
旅立ったあいつ
微笑む写真 振られたダイス
まるでTop Gun
いざTake off
あなた想い勇気手に取る
悔しかったろ? 苦しかったろ?
また会う日に夜通し語ろう
不合理 愚かと笑え
我のみぞ知る想いの丈
「今日は死ぬには良い日だ」
こう覚悟決め 踏み出すだけ
これが“死ぬほど生きる”証さ

肩落とすSaturday
感じる肌で
I know it’s faraway
また一人敗れてく
散った奴らの分まで
吹かす神風 泣き腫らした目
一歩たりとも引かねぇ
背負う覚悟と運命(さだめ)
散った奴らの分まで

Here’s one way 行くだけ
その羽根もげようと忘れんじゃねぇ
修羅場からI can’t stay away
Live like a warrior
Here’s one way 行くだけ
吹く風切り裂く空 It’s gonna rain
修羅場からI can’t stay away
孤高のWarriors

肩落とすSaturday
感じる肌で
I know it’s faraway
また一人敗れてく
散った奴らの分まで
吹かす神風 泣き腫らした目
一歩たりとも引かねぇ
背負う覚悟と運命(さだめ)
散った奴らの分まで

To all my family
To all my team
To all my brothers

AK-69「Divine Wind -KAMIKAZE-」歌詞の意味を解説

敗北にまた肩を落とす。
そんな今日は土曜日。
勝利への道は長く遠い。
そんなことを肌で感じている。
今日もまた一人敗れていく。
一体これで何度目だろうか。
何度目繰り返せば勝てるのだろう。

仲間の敗北に涙を流す。
同時に仲間の想いも受継ぐ。
受継ぐ事で強くなれる。
絶対に負けない。
一歩も引かない。
覚悟と運命を仲間の分まで背負う。

こんな時に昔を思い出す。
まるで走馬灯かのように思い出す。
俺はグラウンドに一人立っている。
仲間との思い出のグラウンド。
勝利だけを目指していたあの日々。
あの歓声を肌で感じる。
時には勝利の為にスクラム。
それに対する怒号。
周りには血汗涙流した仲間。
同じ釜の飯を食ってきた仲間。
今になって鮮明に思い出す。

隣を見るとブラザーが涙を流している。
言葉なんて俺らにはいらない。
心で繋がっている。
だからそこ何を考えているのか分かる。
ブラザー。もう泣かないでいい。
昨日は捨てて今日を生きよう。
お前はあの時だってヒーローだった。
またそんな姿を見せてくれ。
いよいよ迎えたこの日。
道は一方通行。引き返せない。
仲間の思いを胸に飛び立つ。

あぁ馬鹿だよ。
本物のヒーローにならなくていいのに。
最後まで戦い抜いた。
微笑む写真を見つめてあの日を思い出す。
あなたを胸に次は自分だと胸に刻む。
あなたの勇気を胸に俺も飛び立つ。
飛び出して感じる思い。

あなたもこんなに悔しかったのか?
苦しかったのか?
まぁそんな話はまた後で語り合おう。
今日は死ぬには良い日だ。
そう覚悟を決めて羽を広げる。

一方通行の道を進むだけ。
修羅場というこの戦場。
雨が降ろうが関係ない。
空の雲を切り裂き、風を味方につける。
俺は戦士として最後まで生きる。

家族、兄弟、仲間。
みんなを胸に想い飛び立つ。

最後に

この歌詞にはモチーフがあります。
それは神風特攻隊です。
飛行機の燃料は片道分しか積まない。
絶対的に戻ってこれない状態。
そこから飛行機諸共、相手に突っ込んでいく
というものです。
命を犠牲にして国を守る。
そんな使命感から飛び出していく人。

誇りを胸に抱く人はどれだけいたでしょうか?
今ではもう分からないことです。
当然死にたくない人もいたでしょう。
大事な家族、仲間と生きたい。
そう願った人も多かったでしょう。

この事を知らずに歌詞を見てみましょう。
勝負で負けてしまった仲間。
そんな仲間の思いを背負って
今度は自分が勝負に挑む。
一緒に練習を積んできた仲間と
みんなで戦おう。
そんな力強い歌詞に見えます。

ですが、神風特攻隊の事を頭に
歌詞を見てみましょう。
こうすると全く違って見えます。
突撃していった仲間。
いつ自分がという恐怖。
国の為にという使命感。
色んな感情が入り交じっています。

歌詞の捉え方は人それぞれですが、
力強く歌われている曲です。
内容は濃く、深いものです。
ですが、最後には多くの人が
勇気を貰えるのではないかと私は思います。


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