欅坂46 (けやきざかフォーティーシックス) が
2019年02月27日、CDシングル
『黒い羊』をリリースします。
TYPE-Cに収録されているカップリング曲
「ヒールの高さ」について。
今回は「ヒールの高さ」の
歌詞の意味を考察し解説します。
「ヒールの高さ」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。
PV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。
ぜひ歌詞をご覧になって
歌ってみて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
欅坂46「ヒールの高さ」歌詞
ヒールの高さ 作詞 秋元康
朝の駅に電車が着くたびエスカレータに溢れる人よ
モノクロの服は誰が選んだのか就職してまだ一年では学生気分抜けていなくて
自分の肩書きも忘れてしまう子どもの頃に何になりたかったかって
思い出せないのはきっと逆に気付きたくないからヒールの高さの分だけ大人にはなったけど
手の届かない何かがあるよ
あの空の真っ白な雲は
もうどんな形にも見えないよアスファルトは歩きにくいって
今になって気づいたけれど
靴擦れなんてやがて慣れるのかな言われたことただ言われたまま
意見なんかは聞かれてないと
ようやくわかったら一人前だ人間関係いくつになっても同じさ
微妙なバランスをとって誰とも揉めないようにヒールを脱いでしまったらきっと楽になるのに
ちゃんと我慢をするのが大人
つま先が痛くなってきて
もう遠い場所には行けないよ嫌いだった学校によって
なにもわかってない後輩に人生とは
偉そうなことを言ってみたくなったヒールの高さの分だけ大人にはなったけど
手の届かなない何かがあるよ
あの空の真っ白な雲は
もうどんな形にも見えないよ大人だし
欅坂46「ヒールの高さ」歌詞の意味を解説
朝の駅に電車が到着するたび
人の数は増えていって
エスカレーターは
にぎわっていく
モノクロの世界にいる
スーツを身にまとった大人たち
誰がこのルールを決めたのだろう
就職して一年経つけど
まだ気持ちは学生のままで
自分は何者なのか
なんのために生きているのか
分からなくなってしまう
子供の頃に描いていた夢が
今ではもう
思い出せなくなってしまった
それはきっと
無邪気だったあの頃に
戻れないと知っているから
気が付かないふりをしているんだ
ヒールを履くようになって
高さがある分だけ
背伸びできるようになった
でもまだ届かない夢があるよ
子供の頃に描いた
空に広がる真っ白な雲は
今ではもう
ぼやけてしまっている
アスファルトの歩きにくさは
大人になった今
ようやく気が付いたよ
靴擦れという傷は
時間が経てば
慣れてしまうのだろう
他人に言われたことを
ただ言われたままにする
意見なんか求められていないことを
常識だと知った時に
ようやく大人として
認められる
人間関係は
年齢なんて関係ないね
いつになっても
同じことの繰り返し
微妙なバランスを取り続け
誰とも揉めないようにしてさ
ヒールを脱いでしまったら
楽になることは分かっているのに
大人は我慢しなければいけない
だけど
つま先が痛くなった
もうこれ以上
遠くには進めないね
学校は嫌いだったけど
なにもわかっていない後輩の前では
人生について語り
偉そうにしたくなった
ヒールを履くようになって
高さがある分だけ
背伸びできるようになった
でもまだ届かない夢があるよ
子供の頃に見た
空に広がる真っ白な雲は
今ではもう
ぼやけてしまっている
大人になったから
あの頃に描いていた夢は
もうつかめなくなってしまった
最後に
時間がたって
大人になったけれど
まだ心は子供のまま
あっという間に
大人になったわけではないけど、
いつの間にか
大人になっていた
誰しも感じたことがある
ギャップでしょう
小学生から中学生
中学生から高校生
高校生から
専門学生・大学生・社会人
成長していく中で
感じていく
ギャップがあります
そのギャップを使い
ヒールで大人のように
見せている外見の自分と
本当は子供のままと
冷静に感じている
中身の自分を
比較し
葛藤しています
成長するとともに
感じるギャップがあるにもかかわらず
人間関係は変わらない
仲間はずれにならないように
標的にならないように
上手く人との距離を考え
自分の立ち位置を
変えていく
感情をもつ私たちは
生きていくうえで
多くの壁にぶつかるはずです
壁にぶつかった時は
信頼できる人を見つけ
打ち明けられると
いいですね!