ONE OK ROCK (ワンオクロック) が
ニューアルバム『Eye of the Storm』
(アイオブザストーム)をリリースしました。
9曲目に収録されている
新曲「Worst in Me」
(ワーストインミー)について。
今回は「Worst in Me」の
歌詞を和訳したものについて
その意味を考察し解説します。
「Worst in Me」の
歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
ONE OK ROCK「Worst in Me」歌詞
Worst in Me 作詞 Taka・Colin Brittain・Nick Long・Toru・Jamil Kazmi
作曲 Taka・Colin Brittain・Nick Long・Toru・Jamil KazmiI used to think that you were mine mine
Now I know it’s just a lie lie
Guess I should’ve seen the signs signs
Used to think that you were mine mineAll you do is take take take
But you’re giving me nothing giving me nothing
Why you such a fake fake fake
Always asking for something asking for somethingBeautiful smile but you lie through your teeth
Bright on the surface, dark underneath
I try not to look but it’s easy to see
You are the worst in me
You are the worst in meI always felt like something’s wrong wrong
I let this go on way too long long
I won’t miss you when you’re gone gone
Always felt like something’s wrong wrongAll you do is take take take
But you’re giving me nothing giving me nothing
Why you such a fake fake fake
Always asking for something asking for somethingBeautiful smile but you lie through your teeth
Bright on the surface, dark underneath
I try not to look but it’s easy to see
You are the worst in meGotta let you know
Gotta let you go for good
You thought I never would
But that’s the old me
Gotta let you go for good for good for good奪われてtake take take
見返りは無し なんの話?
嘘つきのfake fake fake
ほらこのパターンで 求めてばっか引きつる頬が物語る
裏表の神業に
見えないように けどバレバレ
You are the worst in me
You are the worst in me
You are the worst in me
ONE OK ROCK「Worst in Me」歌詞の意味を解説
ねぇ、聞いて。
僕は、君が、僕だけのものだって、
そう思ってたんだ。
今は、それが、
ただの思い上がりだって知ってる。
自分で自分に嘘をついてただけだって。
僕は、このことを、
予感すべきだったんだろうか。
僕は、君が、僕だけのものだって、
そう思ってたんだ。
君はいつだって、僕から
何もかもを奪っていった。
僕の持ち物も体も心まで。
でも君は、僕にはなにもくれないから、
僕はいつだって抜けがらみたいに
ふにゃふにゃだ。
僕の腕にいる君は、
いつだって本当の君じゃない。
そしてその、偽りの君は、
おねだりばかりが得意なんだ。
あぁ、君は、
なんて綺麗に笑うんだろう。
いつも見惚れてしまうほどだよ。
でも、その美しい白い歯の隙間から、
絞り出される言葉たちは、
哀しいくらい真っ黒で、
まるで本当の君を見せつけられたようで、
哀しくなるよ。
だから、見ないように、
頑張っているけど、
君ってば、簡単に見せるんだよね。
僕の知りたくない本当を。
それがどんなに残酷なことか、
ちゃんと知っていながら、
見せるんだ。
君は僕にとって、
魂まで吸いつくす、
悪魔みたいだ。
そうとわかっていても、
僕は君から離れられない。
こんな地獄ってあるのかな?
僕はいつだって、
自分の間違いに気づいていたよ。
でもね、君に心ごと取り込まれて、
ずいぶん長い間気にしないようにしてたんだ。
そうしたらさ、笑っちゃうね。
本当に、気づかなくなっちゃったんだよ。
だからね、君がすることは、
なんだって許せちゃうんだよ。
もしも君が去ってしまったとしても、
僕はきっと寂しさなんて感じない。
だってそれは、君の望むことなんだから。
僕はそれがわかっているから、
へらへらと笑って見送るだろう。
それくらい、僕は、
どこかが狂ってしまってるんだ。
でも、きっと、このままじゃ二人、
破滅するしかないよね?
だから、僕は君に、教えなきゃいけない。
永遠に、離れ離れになろうよって。
きっと君は、想像もしていなかったことに、
もしかして、最後の最後に、
少しは驚いてくれるだろうか?
君はきっと、僕から別れを切り出すなんて、
生涯あり得ないって思っていただろう?
でもそれはね、若すぎた僕のことだよ。
君の記憶の中だけにある、
無知で怠惰な僕なんだよ。
だから君、
永遠にサヨナラしよう。
僕には既に、何も残っていない。
僕の物は全部、君が持ってっちゃったから。
その上、欠片の見返りも
くれなかったじゃないか?
思わせぶりな言葉だけ残して、
嘘ばっかり積み重ねて、
まったくいつもの様式美に、
笑ってしまう僕がいるよ。
僕の予想はあたるかな?
あぁ、初めて、
君のその、美しい頬が引きつるよ。
神業的に、見せかけ上手な君の
本当の姿が、少しだけ、
見えた気がしたよ。
君ってば、簡単に見せるんだよね。
僕の知りたくない本当を。
それがどんなに残酷なことか、
知っていながら、
見せるんだ。
君は僕にとって、
魂まで吸いつくす、
悪魔みたいだ。
こんな地獄って、あるのかな?
こんな地獄なら、望むところ?
最後に
ONE OK ROCKの名前を
初めて聞いた時、
私はQUEENの
「懐かしのラヴァー・ボーイ」
という曲を思い出していた。
バックコーラスの
One two three four… nine o’ clock.
と流れる部分を思い出したのだ。
そして、歌を聞いてみても、
なんとなく、重なる。
ヴォーカルのTakaの声は、
伝説的なバンドを思い起こさせるほど、
魅力的な歌声だということだ。
そんなことを思い返した楽曲でした。