SEKAI NO OWARI (セカイ ノ オワリ) が
2019年02月27日
CDアルバム『Lip』をリリースします。
12曲目に収録されている
新曲「蜜の月」について。
同楽曲の映画バージョンは、
永野芽郁主演映画
『君は月夜に光り輝く』
主題歌になっています。
今回は「蜜の月」の
歌詞の意味を考察し解説します。
「蜜の月」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
SEKAI NO OWARI「蜜の月」歌詞
蜜の月 大観覧車と
建ち並ぶビルたち
君の後ろ姿
ずっと眺めていた言葉を選んでた
時間は過ぎていく
僕だけこのままで
嘘が映る水面思い出してくれたらいい
あの日に降る雪のように
この歌が届くように
僕は歌っている風のように
蜜のように
鳥のように風のように
蜜のように
鳥のように
※公開された音源をもとに作成した歌詞です
誤字脱字等ありましたらご容赦ください。公式発表後、正式な歌詞をアップいたします
SEKAI NO OWARI「蜜の月」歌詞の意味を解説
音もなく夜はやって来て…
淡い茜色の空を
やさしく暗闇へと誘う。
おそろいの白い服を着た人が
慌ただしく行き交うこの場所は
いつ…どこから見ても冷たい。
遠くに見える遊園地の観覧車が
寄り添う恋人たちを乗せて
こっちを見ている。
身を寄せ合うビルたちは
夜の暗さに沈んでゆく。
まるでスクリーンの中の
物語を見ているように…
君は窓から街を見ていた。
その光景が…
いつまでも忘れられない。
何を言えば良かったのだろう。
何を君に言えただろう。
君の喜ぶ言葉ひとつも
見つけられない自分がはがゆい。
時間は残酷に時を刻む。
どんな想いもいっしょくたにして
知らないフリで流れてゆく。
君と出逢って、言葉交わして
透き通る君に惹かれていった。
ずっと一緒にいられたら
なんて…言えなくて…
僕だけここに。
この世界に残ったままで…。
君は大丈夫なんて…
ありきたりな言葉。
僕は大丈夫なんて…
ありきたりな嘘。
大丈夫なんかじゃない!
大丈夫でたまるか…!
心の水面に本音が映る。
ふたり離れてしまって
二度と逢えなくなっても…
僕は君を忘れない。
笑ってる君も…泣いてる君も
はしゃぐ君も…すねてる君も
君の全てが僕の大切な光。
だから君も思い出してほしい
笑ってる僕を…泣いてる僕を
はしゃぐ僕を…すねてる僕を…。
僕の全ては君のものだよ。
月の光がやわらかく
夜の世界を照らすように遠くまで
この想いを歌にのせて
君の元へと届けたい。
僕は歌うよ…歌ってるよ。
僕に気づいて…
僕の声に気づいて…
君のために歌っているから。
風のように優しく伝える。
蜜のように甘く「愛してる」って
鳥のように自由に…
僕は生きて行くから…って。
風のように優しく伝える。
蜜のように甘く「愛してる」って
鳥のように自由に…
僕は生きて行くから…って。
最後に
愛する人と離れることは
とても悲しいことです。
生きていれば
いつか逢えるでしょうが…
もし、そうでない場合は
苦しみも重なります。
何度も何度も
思い出をひっくり返して…
忘れないように
忘れないように
心をふるわせます。
悲しみはいずれ
時が過ぎるのと比例して
癒されてゆくものですが…
思い出はきっと
変わらない輝きのまま
胸に残されることでしょう。
人は必ず…いつか
この世界と離れる時が来ます
その時までの人生を
悔いのないように
精一杯生きて行きたいと
思います。
映画「君は月夜に光り輝く」は
思春期の少年と少女の
淡く切ない物語です。
わたしは小説を読んで
泣きました…笑!
感想はさまざまでしょうが…
たまには純粋な恋の
見学者になるのも
悪くないのでは…と
思います。