キミノオルフェが
CDシングル『』をリリースします。
曲目に収録されている
新曲「この世界に花束を」について。
同楽曲は、TVアニメ
「エガオノダイカ」
エンディング主題歌(ED曲)になっています。
今回は「この世界に花束を」の
歌詞の意味を考察し解説します。
「この世界に花束を」の
歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。
MV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。
ぜひ歌詞をご覧になって歌ってみて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
キミノオルフェ「この世界に花束を」歌詞
この世界に花束を 作詞 蟻
作曲 Kanata Okajima・蟻笑った私は素敵でしょう
その誰かに花束を太陽が西を歌い
星が東を指すとき
窓辺に止まる鳥は飛び立った
世界が空を見上げても
下を向いていた擦りむいた膝を
抱えていたあの日
誰かが来るのを待ってた
当たり前のことが
当たり前じゃないんだと
失うことで知るよ凍ったエガオが私を傷つけ
それでもエガオが私を癒す
君が見ていた世界急にいなくなった空振りの手はここ
握る未来は君だよ笑った私は素敵でしょう
その代価に生傷を
笑った私は素敵でしょう
その誰かに花束を立ち上がることに
理由がなくなって
眠りの檻から出れない
目覚めて気づくよ
土や空になれない
私はここにいるよ笑った仮面のカタチを保てず
崩れた仮面の下で見るんだ
君が好きだった世界花は種をつける また会おうと散った
生きる“意味”が、眩しいよ笑った私は素敵でしょう
その代価が君ならば
笑った私は素敵でしょう
その世界を愛せるの君ならサヨナラも言わず
笑うからエガオを教えてくれた
キミがいない世界
キミと巡り会えた世界笑った私は素敵でしょう
その私に祝福を
笑った私は素敵でしょう
この世界に花束を太陽が西を歌い
星が東を指すとき
窓辺に止まる鳥は飛び立った
世界が空を見上げるなら
私は地面を踏み出そう
キミノオルフェ「この世界に花束を」歌詞の意味を解説
笑顔の私は素敵でしょう。
私を笑わせてくれる人に
感謝致しましょう。
太陽が沈み星が輝く夜の時に
休んでいた鳥が
羽ばたいていくように
人々が朝に向かい動き出しても
私は下を向いて
立ち止まっていました。
擦りむいた膝を抱えて
部屋に座り込んで、
誰かが慰めに来てくれるのを
待っていました。
今まではそれが当たり前だったけど
慰めてくれる人がいなくなって
特別な優しさだったことに
気付きました。
作り笑いを察する度に
心が傷付くけれど
本当の笑顔は私を癒してくれる。
あなたから見える私の笑顔は
心から笑っていたでしょうか。
手を握る相手がいなくなってしまった
まだ未来に君を見てしまうよ。
笑顔の私は素敵でしょう。
作り笑いは自分をも傷つけるけど
笑顔の私は素敵でしょう。
私を笑わせてくれる人に
感謝致しましょう。
頑張ることの意味が
見出だせなくなって
部屋から出られない。
考えていて気が付いたのは
このまま寝ていても
何にも変われないということ。
自分からは起き上がることはなく
人任せに「ここから出して」と願う。
もはや作り笑いを保つこともできず
そうなることで
本心で君と繋がれたあの頃に戻れる。
たんぽぽの綿毛が飛んでいくように
出会った人々とも別れていく。
それぞれ目標をを持って
歩いていく姿が眩しく見える。
笑顔の私は素敵でしょう。
君が私を笑わせようと
身を捧げているなら
それを知った後でも
私は笑えるのでしょうか。
私に別れを告げることもなく
君も笑って側にいてくれたから
私に本当に笑顔を教えてくれた
君がいないこれからの日々
君に出会えたこれまでの日々
笑顔の私は素敵でしょう。
一人でも笑える私を誉めてください。
笑顔の私は素敵でしょう。
君に出会えた世界に感謝します。
太陽が沈み星が輝く夜の時に
休んでいた鳥が
羽ばたいていくように
人々が朝に向かい動き出すなら
私も共に歩き出しましょう。
最後に
「笑う」という言葉が何度も出てくるのに
悲しい曲調のこの曲。
その独特な世界観に心を奪われました。
笑顔と言っても
心から喜びを感じ、
思わずこぼれるような笑顔
無理して作る笑顔
照れからきてしまう笑顔
他所向きの笑顔など
様々な意味があります。
しかしどの笑顔も
自ら生み出すわけではありません。
相手がいて、
その相手とのコミュニケーションをとって
笑顔が生まれるのです。
できたら自分を心から笑わせてくれる人と
付き合っていきたいですよね。
この曲を
現代を生きる私たちのリアルな生活に
照らし合わせるのであれば、
なんとなく
人付き合いが苦手だった主人公が
唯一本音で話せる人と出会い
安心を得ていたのに
その人と離れることになってしまい、
これから一人で世界(世間)と
繋がっていくことに恐怖を覚え
しかしそこから勇気を持って
成長していくような物語を
私は想像します。
唯一本音で話せる人、というのは
恋人か友人か家族かまたは
信頼している上司部下か
人それぞれの思い描く存在が
あると思います。
もうすぐ入学、卒業、就職と
様々な出会いと別れが訪れる季節に
突入します。
元号も変わります。
新しい生活を初め、
不安や寂しさを感じたら
この曲を聴いてみてはいかがでしょう。