水森かおりが
CDシングル『高遠 さくら路』をリリースしました。
1曲目に収録されている
新曲「高遠 さくら路」について。
過去NHK紅白歌合戦に16回も出場している
水森かおりさんですが、同楽曲での
2019NHK紅白歌合戦出場へ
意欲を示されており
今年の紅白の候補曲と言えましょう。
今回は「高遠 さくら路」の
歌詞の意味を考察し解説します。
「高遠 さくら路」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。
MV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。
ぜひ歌詞をご覧になって
歌ってみて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
水森かおり「高遠 さくら路」歌詞
高遠 さくら路 作詞 伊藤薫
作曲 弦哲也ほどいた糸なら 結べるけれど
切れたら元には 戻らない
花咲く高遠(たかとお) さくら路(みち)
涙を捨てる ひとり旅
もしも もしも
もしも出逢いが 早ければ
別の未来(あした)も
別の未来(あした)も あったのに生きてる限りは 忘れはしない
二人で過ごした あの日々を
風吹く高遠(たかとお) さくら路(みち)
全てを賭けた 恋でした
同じ 同じ 同じ想いで いたはずが
いつの間にやら
いつの間にやら 行き違い桜の季節も 私の胸は
木枯らし冷たい 冬のまま
花咲く高遠(たかとお) さくら路(みち)
悲しいほどの 青い空
今度 今度 今度生まれて 来る時は
二度とあなたを
二度とあなたを 離さない
水森かおり「高遠 さくら路」歌詞の意味を解説
ふたりのは気持ちが
少しすれ違っているだけなら。
もう一度、互いの気持ちを
確かめ合って…
恋しいあなたと
始めからやり直すことも
できるかも知れないけれど…
すでに心が離れてしまって
愛が無くなっているなら
あなたに無理をさせてまで
もう…元に戻ることはできない。
春の花咲く高遠は美しい…
けれど…今はひとり
さくら並木をむなしく歩く。
思い切り泣いて未練を捨てる。
ひとり旅でなかったら…
泣くこともできなかった。
もしも…もしも…
出逢うのが、もう少しでも
早かったなら
ふたり指輪で結ばれて
この先の長い人生を
ずっと一緒にいられる未来も
あったはずなのに…。
ふたりで過ごしてきた
かけがえのない日々が
走馬灯のようによみがえる。
暑い日も、寒い日も…
雨の日も、風の日も…
どんな時もいつも
愛していた。
生きている限り、あの日々を
忘れることなどできない。
忘れたくない。
春風の吹く高遠は優しい。
だけど…今はひとり
さくら並木はただ美しい。
あなたがいれば
何もいらなかった。
あなたのために生きていた。
全てを捨ててもいいと
思えるような恋だった。
同じ…同じ…
想いでいると思ってた。
互いに同じ熱さで
愛していると信じていた。
何の不安も持たなかった。
私の愛は始めからずっと
変わっていなかった。
いつの間にか知らない間に
行き違ってしまっていたのに
冬が過ぎて…
温かくなる春なのに
きれいな桜を見ても切ない。
あなたと離れてしまった心には
今も冷たい木枯らしが吹いてる。
春の花咲く高遠は美しい
だけど…今はひとり
さくら並木をむなしく歩く。
私の心とうって変わって
晴れてる空は…
うらめしいほど青い。
すがすがしい風に
ふいに泣きたくなる。
こんなにいい天気なのに…
虚しさは消えない。
今度…今度…
生まれて来る事ができるなら
生れる事ができたなら
もう二度と、もう絶対に…
恋しいあなたの腕から
離れない。
もう二度と、もう絶対に…
あなたの腕を離さない。
最後に
愛する人との別れは
悲しく辛いものです。
そんな辛い別れが来るなら
出逢わない方が良かったと
思う日もあります。
愛し合うふたりの
恋の温度差は
月日が経つと共に
変化していきます。
始めは互いに
燃え上がり
いつも相手の事ばかり
考えてしまうように
激情的ですが…
落ち着いてくると
互いの立場や状況で
穏やかな愛情へと
変化していくでしょう。
その穏やかさが…
時には冷たく映って
寂しさを感じる場合も
あるのです。
その少しずつのズレから
すれ違って行く事も
多々あります。
どうか…
愛し合う恋人達には
相手を信じて
その恋を大切に育んで
いただきたいと願います。