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音楽

sumika「ホワイトマーチ」歌詞の意味は?CM『JR SKISKI』テーマ曲

投稿日:

sumika (すみか) が2019年03月13日
セカンドアルバム『Chime』をリリースします。

5曲目に収録されている
新曲「ホワイトマーチ」について。

同楽曲は俳優の伊藤健太郎と女優の松本穂香が
出演する『JR SKISKI 2018-2019』
キャンペーンテーマソング(テーマ曲)
になっています。

今回は「ホワイトマーチ」の
歌詞の意味を考察し解説します。

「ホワイトマーチ」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。

PV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。

それでは、さっそく見ていきましょう。

sumika「ホワイトマーチ」歌詞

ホワイトマーチ

作詞 片岡健太
作曲 黒田隼之介

張り固まった道歩き 呼吸もうまくできない
深呼吸をすれば肺も 固まるようなこの街

文句ばかりを垂れ流し そのくせ足並み気にし
白い息を羨んでは
染まるもんかと街を飛び出した

とびきりに白い場所を探し求め
たどり着いたゼロ地点で 確かめたい熱を

息が止まるまで 駆け出したい
意気地ない弱虫 かき消すように

まだ白い雪に残したい
溶かすような足音響かせるように

白い地点のキャンパスは
まだ誰のものでもない
汚れかけた靴は捨てて
真新しい靴に紐を通した

慣れてない靴の形に馴染ませ
流れてた少しの血すら
愛おしく思えるんだ

忘れかけてた喜怒哀楽なら
まだ思い出せるはずだろ
子供の頃に踏んでた無邪気な街は生きてる

息が止まるまで 駆け出したい
意気地ない弱虫 かき消すように

真っ白い雪に残したい
溶かすような足音響くように
息を止めて今 駆け出したなら
まだ白い雪に足跡
明日の弱虫 溶かしてくように
自由の足音 響かせるように

※公開された動画等をもとに作成した歌詞です
 誤字脱字等ありましたらご容赦ください。公式発表後、正式な歌詞をアップいたします

sumika「ホワイトマーチ」歌詞の意味を解説

凍てついて…
氷が張って固まった道を歩く。
冷たすぎる空気の中では
呼吸も上手くできない。
大きく深呼吸したなら…
息は温まるヒマもなく
肺まで届き
一気に凍らせてしまうだろう。
この街は、寒く冷たい…。

いつだって
不満ばかりをいい連ねては…
そのくせ周りの視線や
評価を気にしてる。
輝かしく成功した人を羨んでは
変わり映えのない
普通すぎる現状に
染まってたまるかと…
強がったまま
街を飛び出した。

どこかにあるかも知れない
自分の未知の力を…
発揮させてくれるはずの
とびきり眩しい場所を探して…
いつか辿り着いた出発地点で
この先生きてく情熱を
ハッキリ確かめたい。

目指すものを見つけて
がむしゃらに…
息が止まりそうになるほど
駆けて行きたい。
胸の奥の意気地ない
弱虫の自分を忘れるくらいに。

いまだ何の未来も見えてない
白い雪のような人生に…
いつか必ず残したい。
自分の凝り固まったジレンマを
溶かしてしまうほどの強さを。

ずっと憧れているその場所は
まだ、誰も踏み込めない。
今まで心に溜め込んできた…
不満も苛立ちも引け目も
全部捨てて忘れよう。
そしてこれから…
目指す夢へと進むため
気持ちを切り替え
新しい明日へと足を踏み出す。

慣れ親しんだ
コンプレックスに別れを告げ
慣れない強さに身を包んだ。
生まれ変わったような
少しの心地悪さも
何故か愛おしく思える。

自分の思い込みに操られ
喜怒哀楽さえ
ままならなかったけど…
胸の奥に追いやった感情は
きっと元に戻るはず。
子供の頃なら
何も考えなくてよかった。
そんな無邪気な頃に帰ろう。
街はあの頃とちっとも
変わってなかったのだから。

目指すものを見つけて
がむしゃらに…
息が止まりそうになるほど
駆けて行きたい。
胸の奥の意気地ない
弱虫の自分を忘れるくらいに。

いまだ何の未来も見えてない
白い雪のような人生に…
いつか必ず残したい。
自分の凝り固まったジレンマを
溶かしてしまうほどの潔さを。

思い切って今…
未来へと駆け出したなら
まだ誰も踏んでない雪の上に
跡を付けるように…
きっと自分の存在を鮮やかに
確かめる事ができるだろう。
たとえこの先弱気になっても…
そんな自分に負けない強さを。
どんな未来も選べる自由を。

最後に

誰も踏み込んでない
一面の雪は
とても美しいものです。
まっさらの雪には
心洗われ
憧れもします。

確かに…
目的も定まらない若い頃は
無闇に苛立ったり
無性にモヤモヤしたり
鬱積した気持ちを
抱えてしまいます。

けれども…
その時期を乗り越え
目指すものが見つかった時
まるで陽が射したように
心の靄は晴れます。
多かれ少なかれ
誰しも経験することです。

そして
きっといつか…
甘酸っぱい思い出として
心を癒すでしょう。


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