RADWIMPS（ラッドウィンプス）が
CDアルバム『ANTI ANTI GENERATION』をリリース。
最終曲目に収録されている「正解」について。
今回は、「正解」の
歌詞の意味を考察し解説します。
「正解」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。
MV (YouTube動画) は
歌詞の下に設置しています。
ぜひ歌詞をご覧になって歌ってみて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
RADWIMPS「正解」歌詞
正解 作詞 野田洋次郎
作曲 野田洋次郎この先に出会うどんな友とも分かち合えない秘密を共にした
それなのにたったひと言の「ごめんね」だけやけに遠くて言えなかったり明日も会うのになぜか僕らは眠い眼こすり夜通しバカ話
明くる日案の定机並べて居眠りして怒られてるのに笑えてきて
理屈に合わないことをどれだけやれるかが青春だとでも
どこかで僕ら思っていたのかな
あぁ 答えがある問いばかりを教わってきたよそのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解などまだ銀河にもない
一番大切な君と仲直りの仕方
大好きなあの子の心の振り向かせ方
なに一つ見えない僕らの未来だから答えがすでにある問いなんかに用などはない
これまで出逢ったどんな友とも
違う君に見つけてもらった
自分をはじめて好きになれたの
分かるはずない君に分かるはずもないでしょう
並んで歩けど
どこかで追い続けていた君の背中
明日からはもうそこにはないあぁ 答えがある問いばかりを教わってきたよ
そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのはいつも正解など大人も知らない
喜びが溢れて止まらない夜の眠り方
悔しさで滲んだ心の傷の治し方
傷ついた友の励まし方あなたとはじめて怒鳴りあった日
あとで聞いたよ 君は笑っていたと
想いの伝え方がわからない僕の心
君は無理矢理こじ開けたのあぁ 答えがある問いばかりを教わってきたよ
だけど明日からは僕だけの正解をいざ探しに行くんだ
また逢う日まで
次の空欄に当てはまる言葉を書き入れなさいここでの最後の問い
「君のいない明日からの日々を
僕は/私は きっと」
制限時間はあなたのこれからの人生解答用紙はあなたのこれからの人生
答え合わせの時に私はもういない
だから採点基準はあなたのこれからの人生「よーい、はじめ」
↓こちらはMさんによるカバーです。ご参考にまで。
RADWIMPS「正解」歌詞の意味を解説
1番仲良しの友達のあなたと、
いろんな内緒話をしたね。
あなたにしか言えないことも
いつも聞いてくれたね。
だけど、喧嘩になると、
素直になれなくて、
いつもごめんねが言えないんだ。
1番仲良しのあなただから、
素直になれなかったの。
毎日学校で会って、
楽しい話をしているのに、
夜は夜で、
家に帰るとまたあなたとお話したくなるんだ。
いつも話してるのに
こんなに飽きなくてまだまだ足りない。
気づいたらもう朝になってることもあるよ。
その日は学校で授業中に寝て怒られたね。
やりたくないことだって、
やらなきゃいけない、学生だもん。
なんて考えて、もがいてて。
でもそれが一番だって思ってやってきた。
それが正しいか間違ってるのかすら
分からずに、ただやってきたよ。
これが青春、学生、私たちって思ってたから。
学校で教えてくれるのは、
正解があるものばっかりだよ。
正しい答えしか教えてくれないよ。
答えがないものに悩んでいる私たちには
その答えを教えてくれなくて、
1+1=2の答えだけじゃなくて、
3とか4の答えがほしいんだよ。
大好きな友達と喧嘩したとき、
どうしたら元どおりになるのかな。
恋しているあの人にどうやったら
振り向いてもらえて、
好きになってもらえるのかな。
正解なんてない中で、私たちは生きてる。
この人生に、正解なんてないんだもの。
今まで自分のこと好きになれなかったよ。
こんな自分嫌だって、
嫌いだって、本当に思ってた。
だけど、あなたに出会って、友達になって、
毎日が楽しくて自分のことも好きになれたよ
あなたに出会わなかったら
こんな自分のこと好きになれなかったんだ。
こんなにあなたに感謝していること、
知ってるかな？
毎日一緒に歩いたね。
隣の席で授業を受けて、一緒に遊んで、
話して、毎日楽しいことばっかりだったよ。
でも、もう明日は卒業式だね。
毎日一緒だったのに、
明日からはもういない…。
学校では教えてくれないことが
私たちは気になって、答えを求めてしまうよ。
算数だけじゃないよ。
理科や歴史だけじゃないよ。
もっともっと大事なことが知りたいよ。
嬉しかった日は眠れなくて、
次の日は寝不足で眠たい日も
悔しくて涙が流れて、傷ついた心の直し方も
友達が涙が流れて傷ついたときに
なんて声をかければいいかとかも
全部答えがないから、わからないんだよ。
若くて、まだ幼くて。
今まで本当に大切な友達がいなくて、
初めて大切だと思えるあなたに、
なんて伝えればいいのか、言葉にできなくて
つい涙が出て、怒ってしまったよ。
だけど、そんな私のことも
受け止めてくれるあなたがいたよね。
明日からはまた1人だよ。
あなたがいなくて寂しいよ。
だけど、あなたといた時間があったから、
私は成長できたの。
あなたがいてくれたから、
私は自分のこと好きになれたよ。
明日からは私も私らしく歩いていくよ。
これから先の未来を、
あなたがいない未来を、
あなたがいるのが
当たり前だった昨日とは違う今日を、
私は私はらしく歩くよ。
最後に
この曲は、18〜20歳までの人
限定ライブのために作成された曲です。
若いときならではの悩みを歌に乗せられ、
私も学生のときを思い出して
つい涙が出ました。
友達に会いたくなりました。
学生である人にとって、
またもう卒業し結婚した人にとっても、
特別な思いが溢れてくる曲です。
