須田景凪 (すだ けいな) さんの
「mock」について。
今回は、「mock」の
歌詞の意味を解釈しました。
「mock」の歌詞の意味については、
主人公の言葉や気持ちを
代弁する形をとっています。
MV(YouTube動画)と共に
ぜひ歌詞をご覧になって歌ってみて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
須田景凪「mock」歌詞
mock 作詞 須田景凪
作曲 須田景凪誰かの言葉で俯く背中に
憎たらしい程の晴天が射していた寄る辺ない想い出は隠し事の中
悪戯な冗談で花を咲かせておくれ君を呪う全てを壊してしまいたいな
その為にどんな事が出来るかな君を連れ去ってしまいたいと思ったんだ
呪いを穿つような瞳ですらも
何処か描いていた青い写真のような
心残りならば置き去りにしようね誰かの痛みに惑わされないように
耳を塞いでいたら 君の声も聞こえなくて何も言えない事 認めたくない事
悲しい歌ばかり持て余してしまった事覚えのない罪に怯えていたくはないのに
これからも何度繰り返すのだろう君を連れ去ってしまいたいと思ったんだ
痛みを分かつような続きがあっても
いつか思い出すのならこんな日々の中の
取るに足らないような幸せがいいなもう いっそ捨ててしまおう
こんな悲しみの中で
愛を貪って眠る耐え難い夜はああ きっといつか出会うのなら
その時は前を向いていたい
たとえ その姿が醜く歪んでもただ取り留めもない
この心の底でいつまでも
不愛想に笑ってる そんな日を願ってる
その為にどんな事が出来るかな君を連れ去ってしまいたいと思ったんだ
呪いを穿つような瞳ですらも
何処か描いていた青い写真のような
心残りならば置き去りにしようね
須田景凪「mock」歌詞の意味を解釈
僕はある日、
他人に言われた事に傷ついて俯いていた。
そんな僕の気持ちとは裏腹に
憎たらしい程の日差しが背中を照らす。
この誰にも共有出来ない思いは
僕だけの中に閉まって置くことにしよう。
君には笑っていて欲しいから
この思いは隠して嘘をつく。
僕が大好きな君だから
君に降り掛かる困難は全て僕が消し去りたい。
これを叶える為には
何から始めたらいいのだろう。
僕は考えに考えた。
その時にふと、
君の全てを見透かしているかのような
澄んだ瞳がを思い出し、
君をを連れ去ってしまえばいいんだと思った。
今までの思い出も
何もかもここに置いていこう。
他人から言われる言葉に
惑わされないように耳を塞いでいたら
いつの間にか君の声が聞こえなくなっていた。
自分は何も悪いことをしていないのに
自分のせいだと言われる。
君といる時もずっと考えてしまっていた。
自分は何も悪くない。
自分にそう言い聞かせても
他人の言葉をどこかで気にし、
君といるにも関わらず
ずっと嫌悪感を抱いて生きていくだろう。
こんな自分を置いて
君と一緒に逃げ出したいと思ったんだ。
今の心の痛みを
抱いたまま生活するくらいなら
取るに足らないような
幸せの中で生きていきたい。
もういっそ何もかも捨ててしまおう。
こんな悲しい思いを
隠して君を愛し続ける毎日を。
もし、またいつか君と
出会えることがあるのならば、
その時は成長した自分でいたい。
たとえ姿が変わってしまったとしても、
君だけを愛せる僕でいたい。
ただ、ただ平凡な毎日の中で
無愛想ながらにも笑っている
そんな自分になりたい。
その為にはどうしたらいいのだろう。
あの時、君を巻き込んで
一緒に逃げようと思ったんだ。
僕のこの気持ちを
見透かしているかのような
瞳ですらも愛おしく思った。
そんな事をしようとしていた自分は
置き去りにして僕は強くなる。
その為に前だけを見て僕は進んでいく。
最後に
人は誰しも1回は
他人が放った自分への言葉で
傷つくことがあるかと思います。
言った本人は悪気がないけれども、
自分には重く降りかかる事もあります。
はたまた自分は1ミリも悪くないのに
言葉を浴びせられることもあるかと思います。
その他人の言葉に対して傷つき、
落ち込み続けるのか、
直ぐに気持ちを切り替え次に進めるのか、
また怒りに変えるのか、
それは人それぞれですがそんな自分の姿を
自分の大切な人の前では出したくない、
大切な人の前ではいつも笑って楽しくいたい
と思う人が多いのでは無いでしょうか?
大切な人の前で理想の自分でいる
ということはとても難しいですよね。
自分の見られたくない部分を全て
隠していこうと思うと
自分がいつか壊れてしまいます。
全部を全部隠すのではなく、
自分の中で処理できるものは処理して、
どうしようもなくなった時には
大切な人に話して一緒に思いを
共有してもらうことも必要かもしれませんね。