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音楽

平井 堅「哀歌(エレジー)」歌詞の意味は?カラオケ練習MV(YouTube)と共に

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平井 堅 (ひらいけん) の「哀歌(エレジー)」について。

今回は、「哀歌(エレジー)」の
歌詞の意味を考察し解説します。

「哀歌(エレジー)」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを代弁する形をとっています。

カラオケ練習MV (YouTube動画)と共に
ぜひ歌詞をご覧になって歌ってみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。

平井 堅「哀歌(エレジー)」歌詞

哀歌(エレジー)

作詞 平井堅
作曲 平井堅

しがみついた背中に そっと爪を立てて
私を刻み込んだ もっと 夢の中へ

ひらひら 舞い散る 花びらがひとつ
ゆらゆら 彷徨い 逝き場を無くした

その手で その手で 私を 汚して
何度も 何度も 私を壊して
汗ばむ淋しさを 重ね合わせ
眩しくて見えない 闇に落ちてく
いつか滅び逝く このカラダならば
蝕まれたい あなたの愛で

この病に名前が あれば楽になれる
はみ出すことが怖い どうか 群れの中へ

ひらひら 舞い散る 花びらがひとつ
ゆらゆら 彷徨い あなたを見つけた

この手で この手で あなたを汚して
何度も 何度も あなたに溺れて
背中合わせの 不安と悦び
波打ちながら 私を突き刺す
いつか消えて逝く この想いならば
今引き裂いて あなたの愛で

その手で その手で 私を 汚して
何度も 何度も 私を壊して
汗ばむ淋しさを 重ね合わせ
眩しくて見えない 闇に落ちてく
いつか滅び逝く このカラダならば
蝕まれたい あなたの愛で

私を 汚して その手で その手で

平井 堅「哀歌(エレジー)」歌詞の意味を解説

今日も、あなたに抱かれながら、
あなたの背中に爪を立てる私。
ずっと、この夢が覚めないように、
あなたの中に刻みこむわ

私が舞い散る花びらだとしたら、
この儚い気持ちのやり場に彷徨う花びら、
行き場のないあなたへの想いを抱えた花びら

どうぞ、あなたのその手で私を汚してください。
もっと汚してください。
私のあなたへの想いを壊してください。
寂しい汚れた私の想いを壊してください。

そして、汗ばむ2人の時間とともに、
眩しい暗闇の中へと落ちていくだけ。
あなたのその手で、体で、私のことを蝕んで欲しい。
ずっとこのままでいられるのなら、
私はいつ死んでもかまわない。

この愚かな愛のカタチが病だとしたら、
どんなに楽だっただろう。
世の中から1人はぐれかけている私。
そして、私という花びらが、
また、彷徨い始める。
だからまた、あなたを見つける前に、誰か、
どうか、あの群れの中まで連れて行ってください。

私のこの手で、あなたのことも汚してあげる。
不安だらけのあなたとの未来、
何度も後悔しながらも、
また、あなたに溺れてしまう私の心。

そんな私の心に辛い現実が突き刺さる。
どうせ辛い現実がやってくるのなら、
いま、あなたに引き裂かれたい。
あなたの愛で私のことを突き放して。

平井 堅「哀歌(エレジー)」最後に

愛のカタチにはいろんなカタチがあります。
わかってはいても、
自分の気持ちに嘘はつけない。
傷つくとわかっていても
飛び込んでしまう恋愛もあります。

そう、恋愛は頭でするものではなく、
心でするもの。
心が動いたその瞬間から始まってしまうのです。で
も、恋に溺れてしまったらどうなるんだろう。
溺れるってどういう意味なんだろうって…。
この歌は、そんなことを想像させられる歌詞でした。

恋愛はドキドキしたり、
キュンキュンしたりと楽しいイメージですが、
好きになればなるほど、
どんどん苦しくなってしまうのも恋なんです。

好きな人のことを考えると
苦しくなってしまうなんて切ないですね。
さらに溺れてしまうなんて、怖いですよね。

だけど、それでも恋は恋。
人を愛するカタチは
さまざまなカタチがあるという事なのです。

だけど、そこにはいろんな覚悟が
必要なこともあるのです。
傷つく覚悟、傷つける覚悟。

あなたにはその覚悟という意味が
どんな風に連想されますか?

平井堅さんが書いたこの歌詞、
寂しくて、切なくて、
孤独感たっぷりの恋愛の世界に
平井堅さんのあの甘い声が
導いてくれる作品になってます。


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