サザンオールスターズの名曲「Oh! クラウディア」について。
今回は、「Oh! クラウディア」の
歌詞の意味を考察し解説します。
「Oh! クラウディア」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを代弁する形をとっています。
カラオケ練習MV (YouTube動画)と共に
ぜひ歌詞をご覧になって歌ってみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
サザンオールスターズ「Oh! クラウディア」歌詞
Oh! クラウディア 作詞 桑田佳祐
作曲 桑田佳祐恋をしていたのは去年の夏の頃さ
いつまでも この胸に Oh! Claudia 憶えてる湖にあなたと舟を浮かべたままで
二人とも裸なら Oh! Claudia 愛しくて
Oh! うつろうような Eye Lineがいいじゃない
無邪気に翔ぶ鳥のよう Fly
I’ll Be Good To You Just Forever
Can’t You Hear Me? My Love思い出は心に今もまだきらめくよ
何もかもアナタだけ Oh! Claudia 焦がれちゃう
Oh! 何も言わず Long Hairを風にとかせて
泣いていたね Cry
I’ll Never Forget You Just Forever
Can’t You Hear Me? My Love
Can’t You Hear Me? My Love
心にしむ 恋は今宵悲しく
一人でいるときゃなおのことだよ
サザンオールスターズ「Oh! クラウディア」歌詞の意味を解説
ーーー恋をしていたのは去年の夏の頃さ
いつまでもこの胸に Oh!Claudia
憶えてるーーーー
つい最近のことでもなく、大昔のことでもなくて、そう、去年の夏の頃。
まだ記憶にちょっとだけ新しいような、ちょっとだけ薄れたような、
でもキミのことだけは、鮮明に。
心に火がが灯ったこと、そのキミの姿だけは、それだけは心が憶えてる。
クラウディアーーー。
ーーー湖にあなたと舟を浮かべたままで
2人とも裸なら Oh!Claudia
愛しくてーーー
あの頃、まるで世界は湖のようで、
その時の僕からは大きな世界で。
緩やかに漂うように過ごす僕らは、
あの夏を正直に生きていたのだろうか?
僕はキミに、キミは僕に、
ありのままの自分でいられたのだろうか?
クラウディアーーー。
ーーーOh! うつろうよな Eye Lineがいいじゃない
無邪気に翔ぶ鳥のよう Flyーーー
キミのEye Lineが自由な線を描くように、
キミの瞳も自由な未来を映していたような。
ーーーI’ll Be Good To You Just Forever.
Can’t You Hear Me? My Love.ーーー
ちょっとくらいの僕の永遠をかけても、僕はキミを優しく包み続けるよ。
聞こえるかな?
今、どの空を飛んでいるのだろうか?
僕の、クラウディアーーー。
ーーー思い出は心に今もまだきらめくよ
何もかもアナタだけ Oh!Claudia
焦がれちゃうーーー
全部キミで彩られた、その一瞬一瞬がまだ鮮やに僕の心で光を放っているんだよ。
焦がれずにはいられない。
クラウディアーーー。
ーーーOh! 何も言わず Long Hairを風にとかせて 泣いていたね Cryーーー
綺麗なキミの長い髪の毛が風に揺られたあの時の、その涙の意味を、今もまだ知りたくなくて、
あのキミの姿がいつまでも僕の心で途切れることもなく揺らぎ続けるんだ。
ーーーI’ll Never Forget You Just Forever.
Can’t You Hear Me? My Love.
Can’t You Hear Me? My Love.ーーー
ちょっとくらいの僕の永遠をかけても、キミを想い続けるよ。
今、なにをしているのだろうか?
この想いがいつか届いてくれるだろうか?
僕の、クラウディアーーー。
ーーー心にしむ 恋は今宵悲しく
1人でいるとなおのことだよーーー
1人でいるこんな夜は、
どうしても思い出してしまう。
あの熱さ。あのときめき。あのキミの姿。
クラウディア、
今も僕の心を照らした光を探し続けるよ。
最後に
夏の恋は、情熱的で鮮明なもの。
熱さを体で感じて、まさに心で感じて、
体も心もオープンだからこそ、
心に張り付いたその愛しい感覚が強く強く、
残ってしまうもの。
強烈なほどの、でも優しい光を放った彼女。
クラウディア、まさに映画のヒロインのような名前で彼女の名を呼ぶことによって、
ひとつの恋のストーリーを作り上げているようにも感じる。
愛おしい想いと愛おしい思い出は永遠になり、”僕”の心の中で美しく作り上げられる、まさにひと夏のラブストーリー。
ちょっと淡くて、ちょっと不器用で、でもどうしようもないくらいに愛おしい、
優しい光を心に残し続ける、そんな彼女と僕の物語を感じました☆