BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)の名曲
「sailing day」について。
今回は、「sailing day」の
歌詞の意味を考察し解説します。
「sailing day」の歌詞の意味については、
親しみやすくするために
主人公の言葉や気持ちを代弁する形をとっています。
フルMV (YouTube動画) は歌詞の下に設置しています。
ぜひ歌詞をご覧になって歌ってみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
BUMP OF CHICKEN「sailing day」歌詞
sailing day 作詞 藤原基央
作曲 藤原基央目を閉じたその中に 見えた 微かな眩しさを
掴み取ろうとした 愚かなドリーマー伸ばした手は 閉じた目に
写らなくて 途方に暮れる
射程距離から 随分遠く 滲むどうにかまだ 僕は僕を 辞めないで生きている
たった一度 笑えるなら 何度でも 泣いたっていいや精一杯 運命に抵抗
正解・不正解の判断
自分だけに許された権利Sailing day 舵を取れ
夜明けを待たないで 帆を張った 愚かなドリーマー数えたら キリが無い程の 危険や不安でさえも
愛して迎え撃った 呆れたビリーヴァー目を開いたその先に 見える 確かな眩しさが
空になったハートに 理由を注ぐそうしてまた 僕は僕の 背中を押していく
たった一つ 掴む為に 幾つでも 失うんだ精一杯 存在の証明
過ちも 間違いも 自分だけに価値のある財宝Sailing day 舵を取れ
哀しみも 絶望も 拾っていく 呆れたビリーヴァー誰もが皆 それぞれの船を出す
それぞれの見た 眩しさが 灯台なんだそうだよ まだ 僕は僕の 魂を持ってる
たった一秒 生きる為に
いつだって 命懸け 当たり前だ精一杯 存在の証明
敗北も 後悔も 自分だけに意味のある財宝Sailing day 舵を取れ
冒険の日々全て 拾っていく 呆れたビリーヴァー精一杯 運命に抵抗
決して消えはしない 僕だけを照らし出す灯台Sailing day 舵を取れ
嵐の中 嬉しそうに 帆を張った 愚かなドリーマー誰もがビリーヴァー
永遠のドリーマー
BUMP OF CHICKEN「sailing day」歌詞の意味を解説
目を閉じて見えるのは、きっと、自分が求める夢。
微かに輝く夢に、手を伸ばしたのは、馬鹿な自分。
夢見ることしか知らない、夢想家。
なのに、その夢に向かって伸ばした指先は、
目を閉じなきゃ見えない光の中、
目を閉じれば、消えてなくなる。
自分の手が見えなくて途方に暮れる僕は、
自分自身すら、光から遥かに離れた場所にいて、
もしも射程距離があったなら、それすら遠い場所にいる。
それでもまだ、僕は僕のままで、頑張って生きている。
たった一度でいい、笑えるなら、何度だって泣いてやる。
これはもしかしたら、精一杯の、運命への抵抗なのかもしれない。
でも、正解か不正解かを決めるのは、自分だけに許された権利なんだ。
ほら、今日が船出の日だ! 舵を取れ!
誰もがきっと、夜明けを待てと言うだろうけど、
そんなの待っちゃいられない。僕は今行くんだ。
どんなに愚かだと笑われてもかまわない。
だって僕は、馬鹿な夢想家なんだから。
数え出したらキリがない、危険や不安も知ってるよ。
でもね、それすらも僕は愛してるんだ。
呆れてくれてかまわないよ。
それでも僕は、僕を信じてるんだ。
目を閉じて見えた光は、目を開いても確かに見える。
その眩しさは、諦めそうになって空っぽになった心に、
船出の理由を、あふれるほどに注ぎ入れてくれるんだ。
だから僕は、僕自身の背中を押す。
そうして失う何かがあっても構わない。
たったひとつの夢を掴むために、僕は行く。
それが僕の、精一杯の存在の証明なんだ。
過ちも、間違いも、それらは全部、
僕にとってだけの、価値のある宝物なんだ。
ほら、今日が船出の日だ! 舵を取れ!
僕は夢のためになら、哀しみだって絶望だって拾い続けるよ。
呆れてくれてかまわないよ。
それでも僕は、僕を信じてるんだ。
きっと誰もに、それぞれの船出の日がある。
それぞれの瞳に映る、微かな光の眩しさこそが、
それぞれが目指す、確かな灯台になるんだ。
わかるかい? 僕にはまだ、僕のスピリットがある。
僕の生命そのものに働きかける精神が、僕にはまだあるんだ。
その光を手に生きる瞬間が、たった一秒だっていいんだ。
その為に僕は、命をかけることを当たり前だと信じてる。
だって、その一秒がきっと、本当に生きると言うことだから。
それが僕の、精一杯の存在の証明になる。
敗北も、後悔も、それらは全部、
僕にとってだけの、意味のある宝物なんだ。
ほら、今日が船出の日だ! 舵を取れ!
僕は冒険の日々の、全てを拾い続けるよ。
呆れてくれてかまわないよ。
それでも僕は、僕を信じてるんだ。
それが僕の、精一杯の運命への抵抗になる。
僕の瞳に映る微かな光は、僕だけを照らしてくれる灯台なんだ。
ほら、今日が船出の日だ! 舵を取れ!
嵐だってへっちゃらさ。僕は船を出せることがこんなに嬉しいんだ。
帆を張ることを笑われたってかまわない。
だって僕は、馬鹿な夢想家なんだから。
でもね、誰もが、自分を信じている。
永遠の、呆れた夢追い人で、良いんだよ。
最後に
夢追い人に捧げる、美しい応援歌。
単純な聞き違いだったけれど、
きっと間違いじゃない感動をひとつ。
「精一杯 運命に抵抗」の部分が、
「精一杯 運命にテイク・オフ」と聞こえ、胸が震えた。
これはきっと、運命に向かって飛び立てと、
背中を押してもらえた、私だけの応援歌だ。