ゴルフをされる方って、ホールインワンとかアルバトロスを達成した時のことを
皆さん考えていらっしゃいます。
お祝いって、結構お金かかるんですね。
お客様から保険金100万円下りるようにしてくれ、と言われたこともあります。
しかし、実際はホールインワンの保険金請求より、他の保険金請求のほうが多いです。
ゴルファー保険では、どんな保険金請求が多いか、ランキングとその内容についてお話します。
第1位 ゴルフ用品の損害
これが、圧倒的に多いです。
ゴルフ場やゴルフ練習場の敷地内で、ゴルフクラブが折れたとかいうやつです。
ただし、破損したら、何でもかんでも保険金が支払われるわけではありません。
補償されるのは、ゴルフボールを打ち損ねて、
手前の地面に打ちつけて破損した場合。いわゆるダフったってパターン。
ゴルフクラブをスイングした時、
近くにあった木の幹に当たって折れた、などの場合です。
では、ゴルフクラブが折れて、保険金が支払われない場合はどんな時でしょう。
それは、金属疲労や、摩耗、経年劣化による破損です。
ゴルファー保険は、「保険」なんです。
「保険」は、急激かつ偶然で突発的な事故を補償するものです。
事故性が無いと、保険金支払いの対象にならないんです。
この基本を押さえておく必要があります。
自動車保険でもそうじゃないですか。
交通事故は補償されるが、
車の経年劣化による故障の修理費用は補償されませんよね。それと同じです。
第2位 ご自身の傷害
ゴルフ場やゴルフ練習場でケガをした、って場合です。
ぎっくり腰や、転倒による骨折、捻挫はときどき請求があります。
第3位 第3者に対する賠償責任
こちらは、そんなに請求はありませんが、請求事例は、大きな事故が多いです。
広場でゴルフクラブの素振りをしていたところ、
ゴルフクラブが手から離れて飛んでいき、通行人の目にあたり眼球破裂の重傷を負わせた。
ゴルフ場で、周りの状況を良く確認せずに打ったゴルフボールが、ほかのプレーヤーに当たり死亡させた。
このような例は、めったにありませんが、実際に保険金請求事例があります。
ホールインワン、アルバトロス達成時の祝賀会等の費用
これは、出費がかさむので、この保険金を目当てに契約する方が一番多いです。
ですが、わたしの経験ではまだ2~3回請求があったくらいです。
30万円と50万円をお支払いした記憶があります。
まとめ
ゴルファー保険に加入する目的で一番多いのは、
ホールインワン、アルバトロス達成時の祝賀会等の費用を補償するものです。
ですが、実際一番保険金の請求で多いのは、ゴルフ用品の損害です。
ゴルフ用品の損害は、事故性のあるものに限られ、ゴルフクラブの経年劣化等による折損は対象外です。