保険全般

あなたはなぜ保険に入るんですか?

投稿日:2018年2月6日 更新日:

こんにちは。物申すオヤジです。


今回は、保険に加入する意味や根本的な考え方について、一緒に考えてみましょう。


一人はみんなの為、みんなは一人の為




良く聞く言葉なので、あなたも聞かれたことがあると思います。

保険は相互扶助を基本理念としています。

あなたが事故で困ったときに、みんなで助け合いましょう、

あなたも誰かが事故で困ったときには、助けてあげてください、ということですね。


この精神だけはどうか記憶にとどめておいてください。


先日、こんなことがありました。

自動車保険の更新のご案内をあるお客様にしていたんです。

そのお客様は、15年くらい無事故無違反なんだそうです。

当然自動車保険もずっと使用されていなくて、等級が20等級で割引は63%です。

割引は63%が最高ですから、それ以降は、保険を使用していなくても

割引が進行する事はありません。


お客様の保険料は年間一括払いで、昨年が48,500円で、今年は50,300円と

保険料が1,800円高くなっていました。


これは、自動車保険料率の改定で良くあることなのですが、

保険料が高くなることに、納得できない、と言われるお客様もいらっしゃいます。


このお客様のお車の料率を昨年と今年で比べて見ると、

対人料率が2から4、対物料率が3から5に上がっていました。


昨年、同型式の事故率が高かったので、保険料が上がってしまったようです、と説明しました。


すると、お客様は、こう言われました。

「他人が事故した分を、なんでこっちが、かぶらないかんのか?」


そのお気持ちは、すごくよくわかるんですが、最初に申しましたように、

保険は相互扶助の精神が制度の根幹です。


絶対に自分だけは事故を起こさないという保証はありません。

そのときは、事故を起こしていない人の保険料に助けられるんです。

どうかご理解いただきますようにお願いします。


また、現在は、事故で保険を使用した方の保険料は更新以降、大幅に上がる制度になりましたし

事故で保険を使った方は、それなりのペナルティを受けることで、公平な制度になっています。



保険に加入する意味




あなたは、そもそもどうして保険に加入するのですか?

例えば、自動車保険は?

「事故した時、相手に賠償できなかったら、大変だからだよ!」

では、生命保険は?

「死んだら家族が路頭に迷うし、入院したらお金がかかるじゃない!」


その通りです。ですが、少し正確ではありません。


自動車保険の場合、相手が死亡するなど、何千万、何億という賠償に備えて

保険に加入するということです。


生命保険の場合も、一家の大黒柱が亡くなって、小さな子供がある家庭なら

すべてのお子さんが、成人するまでにかかる何千万かを補うためです。


つまり、個人が負担するには、とんでもなく大変な金額が発生したときに

保険で賄うために、保険に加入するということです。


高額な金額というのが、ポイントです。



先日、あるお客様が自損事故を起こされ、車両保険を請求するかどうかの打ち合わせをしました。


車の修理代は、13万円です。

車両保険でお支払い可能ですが、保険を使用すると、

シュミレーションでは、向こう3年間の累計で20万円保険料が上がるという結果でした。

お客様は、言われました。

「いざというときに保険に入っとるのに、使い物にならないじゃないか。何のための保険だ!」


そう言われるお気持は痛いほどわかります。

13万円は、決して安い金額ではありません。生活費を削らないといけませんよね。

しかし、なんとか工面できる金額でもあります。


先ほどの考え方に戻りますが、保険は、

個人で負担できないような大きな金額を背負った時のために加入するものなんです。


ですので、保険会社は、更新保険料を高くすることで、暗に

少額の場合は保険使用を控えてくださいね、と言っているんでしょう。



自分の身は自分で守るということ



あなたは、他人の過失で被害を受けた場合どうしますか?

そうです。加害者から賠償してもらいますよね。


しかし、世の中そんなに甘くはありません。

他人さんからお金を払ってもらうことほど、大変なことはありません。


お金を払ってもらえずに頭を抱えている人など、星の数ほどいます。

貸したお金を返してもらえていない人なんか、あなたの周りに必ず一人や二人はいるはずです。


自動車事故の場合は、どうでしょう。

あなたが停車しているときに追突されたとします。

追突した相手が、任意保険に入っていなかったら、どうなりますか?


あなたが任意保険に入っていても、相手から修理代を回収するような交渉は保険会社はしません。

あなたが、相手と個人的に話をして、修理代を回収しなくてはなりません。

もちろん、わたしもアドバイス等をして、回収できるように援助はいたしますが、非常に困難です。


そんな時のために、できるだけ車両保険まで契約されることをお薦めします。

相手から取れなくても、最悪自分の保険を使って被害回復できます。


これが、自分の身は自分で守るということです。



また、火災保険もしかりです。


隣の家の失火がもとで、あなたの家が燃えてしまった場合

隣の家の人は、あなたの家の損害賠償について、失火責任法という法律によって、免責されています。


つまり、隣の家の人は、法律で、弁償しなくてもいいですよ、と規定されているんです。


あなたが火災保険に入っていれば、自分の火災保険で被害を回復する事が出来ます。

しかし、あなたが火災保険に入っていなければ燃やされ損です。


いたたまれませんが、それが現実です。


火災保険に入って、自分の身は自分で守る必要があります。


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